ウクライナ発祥「ボルシチ」に挑戦…ワールドキッチン6/5

 毎日新聞社は2022年6月5日、ウクライナ発祥の「ボルシチ」作りを通して異文化が学べる体験オンラインイベント「毎⼩ワールドキッチン with ウクライナ」を開催する。参加費は、手数料等の諸経費を除いた全額を国連UNHCR協会に寄付。

教育イベント 小学生
毎⼩ワールドキッチン with ウクライナ
毎⼩ワールドキッチン with ウクライナ 全 7 枚 拡大写真
 毎日新聞社は2022年6月5日、ウクライナ発祥の「ボルシチ」作りを通して異文化が学べる体験オンラインイベント「毎⼩ワールドキッチン with ウクライナ」を開催する。在ウクライナ日本大使館元料理長による料理指導の他、日本在住ウクライナ人通訳によるウクライナ文化の紹介も予定。参加費は、手数料等の諸経費を除いた全額を国連UNHCR協会に寄付。アーカイブチケットも用意されている。

 毎日小学生新聞(毎小)が企画している「毎小ワールドキッチン」は、コロナ禍により海外と接する機会が減った子供や家族向けに実施されているもの。海外在住の日本人と参加者の家庭をオンラインでつなぎ、ガイドブックには載っていない「ならでは」の料理やスイーツを一緒に作り、一緒に味わい、一緒に現地の「いま」を画面越しに体験してもらう内容となっている。

 2020年8⽉にモロッコの「タジン鍋」でスタートして以来、これまでにはシンガポールの「シンガポールチキンライス」、台中(台湾)の「台湾おにぎり」、NYの「ニューヨークチキンオーバーライス」、台北(台湾)の「雪Q餅(シュエキュービン)」を開催。第6回目となる今回のウクライナの「ボルシチ」では、続く戦闘により現地とはつなげない代わりに、在ウクライナ日本大使館の元公邸料理人が都内から手ほどきする。

 イベントの料理指導は、2002年~2005年にウクライナの首都キーウの日本大使館で料理長をつとめた飯島二郎氏。当日は、飯島氏がオーナーシェフをつとめる、東京・渋谷のウクライナ料理等を出すレストラン「ベトラーヴ・ビストロ・ジロー」からオンラインでつなぎ、初めての子供にも食べやすくスーパーで購入が可能な食材にアレンジしたボルシチを一緒に調理する。ボルシチ作りの間には、日本在住のウクライナ人通訳・古川イリーナ氏が、ふるさとウクライナの文化や風習、子供たちのようすを紹介。質問も可能となる。

 ロシアがウクライナに軍事侵攻してから3か月が過ぎ、ウクライナ難民・避難民は増加の一途をたどっている。5月23日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は世界全体で難民・避難民が初めて1億人を超えたことを明らかにした。今回のイベントの参加費は、手数料等の諸経費を除く全額が国連UNHCR協会に寄付される。

 参加方法は、当日参加(定員80家族、先着順)の他、後日の視聴が可能なアーカイブ視聴(定員なし)も用意されている。参加者には事前に、「毎⼩ワークショップ」のアカウントから、材料やレシピ、自主学習に生かせるワークシート、参加用URLがメールで案内される。

◆毎日小学生新聞「毎⼩ワールドキッチン with ウクライナ」
日時:2022年6⽉5日(日)10:30~12:00
会場:オンライン会議システム「Zoom」
対象:⼩中学⽣の子供がいる家庭
参加費(税込):当日参加3,300円(定員80家族・先着順)、アーカイブ視聴1,650円(定員なし)
申込方法:Peatixの専用ページよりチケットを申し込む
申込締切:2022年6⽉5⽇(日)
※当日参加は先着順で定員に達し次第、締切りとなる

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《増田有紀》

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