小学生対象「海の自由研究フェス」渋谷7/16-17

 NPO法人グリーンバードは、2018年にスタートした「海の自由研究フェス」を2022年7月16日・17日に東京・渋谷で主催する。各種ワークショップ、トークショー、上映会等のさまざまなコンテンツをラインナップ。対象は小学生。参加無料。

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3年ぶりにリアルで開催となる海の自由研究フェス
3年ぶりにリアルで開催となる海の自由研究フェス 全 6 枚 拡大写真
 全国各地の街や海でごみ拾い活動を行うNPO法人グリーンバードは、2018年にスタートした「海の自由研究フェス」を、3年ぶりの対面形式として2022年7月16日・17日に東京・渋谷で開催。未来を担う子どもたちが海の環境問題や⽣き物について楽しく学べる機会となるよう、各種ワークショップ(参加申込は7⽉7⽇正午まで)、トークショー、ムービーの上映会等のさまざまなコンテンツをラインナップして実施する。対象は小学生。参加無料。

 海のごみの約8割が街由来のごみで占められており、海中のプラスチックは400年にわたり残存することが知られるようになった中、未来を担う子供たちが環境問題を⾝近に感じて楽しみながら学べる機会として、イベント「海の自由研究フェス」は2018年にスタート。海洋汚染、地球温暖化、⽣き物の絶滅等、海を取り巻く問題は深刻化しており、2050年には地球の海は⿂よりもごみの⽅が多くなるとも言われている。

 コロナ禍を経て3年ぶりのリアルでの開催となる今回は、海の環境問題や生き物をテーマにしたワークショップ、海のごみアート展、豪華ゲストによるトークショー、ムービー上映会、渋谷を舞台にしたごみ拾い等、さまざまなコンテンツを用意。夏休みのはじめに、渋谷の街で海の環境問題についての学びを深められる。

 楽しく学べるワークショップは、「マイクロプラスチックでキーホルダーを作ろう」「釣って学ぼう『鉄』の秘密」「繰り返し使える!蜜蝋ラップを作ろう」「シーグラスでクラゲの風鈴を作ろう」「サンゴの骨格でハンカチを染めよう」「本物のウニの殻で『ウニランプ』を作ろう」「世界にたった一つのゴミアートを作ろう」「キッズごみ拾いinシブヤ」の全8種。参加は事前申込制で、応募は1人につき1日4つまで、参加は1人につき1日最大2つまでとなる。応募受付は7月7日正午までで、当選結果は7月8日午前11時にメールで通知予定。定員に満たない講座については、7月8日午後1時から追加募集が行われる。

 TikTokやYoutubeで⼈気上昇中のゲストによるトークショーでは、海の環境問題や海の⽣き物の秘密を楽しくわかりやすく解説。ニューヨークの小学5年生の生徒たちがプラスチック汚染問題を学んで解決に向けたアクションを広げていく2年間を追った長編ドキュメンタリー映画「マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年」も、7月17日に上映される。新世代アーティスト・岩間有希氏による海ごみから生み出したアート作品の展示や、海の環境問題や生き物に関する本や作品の展示も行われる。

 Webサイトでは、海の環境が学べる動画も公開されており、イベント参加の予習としても視聴できる。

◆海の自由研究フェス2022
日時:2022年7月16日(土)11:00~17:00 および7月17日(日)10:00~17:00
会場:Plug and Play Shibuya(東京都渋谷区道玄坂1-10-8 道玄坂東急ビル1F)
対象:小学生
参加費:無料
ワークショップ申込締切:2022年7月7日(木)正午
申込方法:Webサイトより申し込む

《増田有紀》

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