デジタルで社会課題解決、都が人材育成…7/31まで学生募集

 東京都は、デジタルを活用した街の課題解決に挑戦する人材の育成を目的に新たに主催する、西新宿をフィールドとした「デジタル社会人材育成プログラム」への参加者を100名程度募集する。対象は教育機関に所属する18歳以上の学生で専攻・在住地域は不問。

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 東京都デジタルサービス局は、令和4年夏に西新宿で立ち上げ予定の「5G等先端技術サービス実装コンソーシアム」と連携し、デジタルを活用した街の課題解決に挑戦する人材の育成を目的に新たに主催する西新宿をフィールドとした「デジタル社会人材育成プログラム」への参加者を100名程度募集している。対象は大学(院)、高等専門学校、専門学校等の教育機関に所属する18歳以上の学生で、専攻・在住地域は不問。プログラムへの参加は無料だが、都内開催地への参加の必要時には交通費等は自己負担となる。

 都では、スマート東京先行実施エリアである西新宿における5Gを含む先端技術を活用したまちづくりや働き方等の分野横断的なサービスの都市実装に向けた取組みを令和元年から推進しており、近く立ち上げ予定の「5G等先端技術サービス実装コンソーシアム」はその取組みを一層加速させるもの。若い世代の新しい視点や柔軟な発想を取り入れていくことを重要視し、新しい視点や学生ならではの発想による西新宿の課題解決や街づくりの加速を期待。「デジタル社会人材育成プログラム」を通じ、「未来を創る」新たな人材の育成に取り組む。

 プログラムは、「デジタル講座」「インターン」「アイディアコンテスト」「コミュニティ参加」の4つで構成。オンラインで実施される全4回(1回180分程度)の「デジタル講座」は、デジタルの力を活用した街の課題解決をテーマに、第一線で活躍する専門家による講義とグループワーク実習を通じ、課題の発見からデジタルの力を活用した解決策までを幅広く学ぶもの。続く「インターン」では、デジタル講座受講者を対象に「5G等先端技術サービス実装コンソーシアム」へ参画している企業等へのインターンの参加者が募集され、デジタルの力を活用して西新宿の力を活用して街の課題解決に取り組む企業の一員として現場を体験することが可能となる。同様にデジタル講座受講者を対象に参加者を募集して実施する「アイディアコンテスト」では、一次審査を通った5つ程度のグループ・個人は専門家等のアドバイスを受けながらアイディアの試作品の製作に挑戦。コンテストでは、プレゼンテーションやデモンストレーションを実施して優勝者を決定する。同プログラムの参加者には、デジタルや社会課題等、共通の関心を持つ多様な仲間や最前線で活躍する社会人との交流促進を可能にするオンラインコミュニティも用意される。

 プログラムの募集対象は、大学(院)、高等専門学校、専門学校等の教育機関に所属する18歳以上の学生で、専攻は不問。必要な知識等はデジタル講座を通じて学ぶことが可能で、デジタル関連分野を専攻している学生はもちろん、それ以外の学生の方も歓迎される。在住地域も不問だが、インターンやアイディアコンテストでは必要に応じて都内開催地にて参加が求められる。

 募集人数は100名程度で、応募期間は令和4年7月11日~7月31日。募集人数を大幅に超える応募があった際は参加申込のアンケートを参考に参加者を決定。参加申込フォームに記載のメールアドレス宛に8月8日までに参加決定の旨を連絡する。

◆東京都「デジタル社会人材育成プログラム」参加者募集
対象:大学(院)、高等専門学校、専門学校等の教育機関に所属する18歳以上の学生 ※専攻・在住地域は不問
募集人数:100名程度(募集人数を大幅に超える応募があった際は参加申込のアンケートを参考に参加者を決定する)
募集期間:令和4年7月11日(月)~7月31日(日)
参加費:無料 ※交通費等は自己負担
申込方法:特設サイトの参加申込フォームより申し込む

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《増田有紀》

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