「ビジネスパーソンの英語学習に関する実態調査」は、実践的な英会話力が身に付けられない原因を探るため、グローバルカンパニーで働く英会話初心者111名を対象に、IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」のインターネット調査により実施し、ビズメイツが集計したもの。調査期間は、2022年6月24日～25日。
まず、現在キャリアアップのために英会話の学習をしているかを尋ねたところ、96.4％が積極的に英会話の学習をしていることがわかった。英会話の目的としては、「転職するため（56.1％）」がもっとも多く、「昇進のため（45.8％）」「英語を話す仕事につくため（43.9％）」が続いた。
英会話の学習方法を尋ねると、「英語学習アプリ（55.1％）」がもっとも多く、ついで「総合英語学習テキスト（45.8％）」と回答し、約半数の人が独学でのインプット学習を実施していることが明らかとなった。一方、「英会話教室（24.3％）」「オンライン英会話（10.3％）」「外国人の友達との会話（6.5％）」といった会話によるアウトプット学習を取り入れている人は少ない傾向だった。
その他、自由回答で英会話の学習方法を聞いたところ、「スマホのゲーム」や「地道に教材の本を買ってリーディングやリスニングしている」「オンライン英会話やスマートスピーカーと英語で会話」等の意見が得られた。
最後に、英会話学習を行う中での課題・ハードルを尋ねたところ、「目標達成するまでの学習計画が立てられない（44.9％）」「学習へのモチベーションが続かない（43.0％）」「自分に最適な学習方法がわからない（30.8％）」「英語の上達を感じることができない（30.8％）」と続き、目標達成のための最適な学習法とモチベーションを課題に感じている人が多いことがうかがえる結果となった。自由回答では、「話す訓練ができていないので、外では発声できない」や「時間がとれない」等の悩みが聞かれた。
