【相談対応Q&A】子供が学校に行きたがらない

 クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第113回のテーマは「子供が学校に行きたがらず困っている」。

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 学校に寄せられるさまざまな相談やクレーム。保護者や地域からの相談に先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第113回のテーマは「子供が学校に行きたがらず困っている」。

冬休み明けは学校へ行くハードルが上がる

 冬休み明けの時期は子供が学校に行きたがらないと訴えることがあります。春休み、夏休み等の長期休業が終わったタイミングも同様です。冬休みは夏休みとは少し違った理由で子供が学校に行きたがらないと訴えることがあります。冬休みは子供にとって楽しいことが増える時期です。たとえば、クリスマスプレゼントで自分が欲しかったものをもらうことが多いです。また、お年玉をもらうことで、自分が欲しかったものを買うことも可能です。そういった自分の好きなものが増えた状況は子供が学校に行くハードルを少し上げることとなります。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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