【大学受験2023】河合塾、入試難易予想ランキング表1月版【国公立医学系】

 河合塾は2023年1月21日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、医・歯・薬・保健学系で東京(理科三類)92%、京都(医-医)89%等。

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国公立大 医・歯・薬・保健学系
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 河合塾は2023年1月21日、各大学の偏差値や大学入学共通テストの得点率を一覧にした「入試難易予想ランキング表」の最新版を公表した。大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、医・歯・薬・保健学系で東京(理科三類)92%、京都(医-医)89%等となっている。

 入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめたもの。入試難易度(ボーダーライン)とは、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるライン。ボーダーラインは2023年1月現在の予想で、前年度入試の結果と今年度の「共通テストリサーチ」「全統模試」の志望同校を参考にして設定している。1月20日に大学入試センターが発表した得点調整を受け、1月21日に一部大学のボーダーラインを更新した。

 国公立大学において、前期日程の医・歯・薬・保健学系の得点率をボーダーラインでみると、東日本では、東京(理科三類)が92%と最難関。ついで、東京医科歯科(医-医)89%、東京(理科一類)88%。千葉(医-医 一般枠)(医-医 千葉県地域枠)と東京(理科二類)、横浜市立(医-医 一般枠)(医-医 地域医療枠)が87%。東北(医-医)と横浜市立(医-医 神奈川県指定診療科枠)が86%。

 西日本の最難関は、京都(医-医)89%、ついで大阪(医-医)が88%。その他、大阪公立(医-医 一般枠)と神戸(医-医)が87%。名古屋(医-医 一般枠)(医-医 地域枠)と大阪公立(医-医 大阪府指定医療枠)、九州(医-医)が86%となっている。

 中期・後期・別日程でみると、東日本では、東京医科歯科(医-医)91%、千葉(医-医 一般枠)89%。山形(医-医)と山梨(医-医)が86%。西日本では、名古屋(医-医 一般枠)91%、奈良県立医科(医-医)89%。福井(医-医)と浜松医科(医-医 一般枠)(医-医 地域枠)、三重(医-医)が88%等。

 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付は、1月23日から始まった。出願は2月3日まで。試験は、前期日程が2月25日から、中期日程(公立大学のみ)は3月8日から、後期日程は3月12日から実施する。

 河合塾では、国公立大学2次試験(個別試験)の出願状況を1月25日より、Webサイトで公開する予定。

《田中志実》

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