プロ講師による完全1対1指導で偏差値50台からでも東大・早慶へ…合格者数No.1医系専門予備校の挑戦

 医系専門予備校合格者No.1のメディカルラボを運営するキョーイクが、偏差値50台からでも東大・早慶合格を実現するプロ講師による個別指導「なんぷろ」を開始。豊富な指導実績を持つ校舎長と教務責任者が、確かな学力向上を実現する指導メソッドを語る。

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 医系専門予備校合格者No.1 * のメディカルラボを運営するキョーイクが、医学部以外の難関大学受験に特化したプロ講師による個別指導予備校「なんぷろ」を立ち上げた。なぜ医学部以外の難関大学受験の予備校を開設するに至ったのか。偏差値50台からでも東大・早慶をはじめとした難関大合格へ導く、その指導力の強みはどこにあるのか。「なんぷろ」を統括するなんぷろ千駄ヶ谷校校舎長・若林洋輝氏と、なんぷろ教務責任者・尾木歩氏に話を聞いた。
* 「東京商工リサーチ」調べ(2025年度の医学部、歯学部それぞれの合格者数とその合計の合格者数について。調査期間:2025年3月22日~4月25日、調査対象:医系専門予備校主要10校)

大学受験は二極化…有名大学は依然として難関

--医系専門予備校として圧倒的な知名度と実績を誇るメディカルラボを運営する御社が、今なぜ医学部以外の難関大学受験をサポートすることにしたのか、まずはその背景からお聞かせいただけますか。

尾木氏: 少子化の影響で今の大学入試は「全入時代」と呼ばれることがありますが、実は定員を集められない大学がある一方で、旧帝大、早慶、GMARCH、関西圏であれば関関同立といった難関の有名大学の人気は依然として高い状況です。今は受験生の志向が二分化しており、「難関だが有名大学に入りたい」と高みを目指す層と、「自分の学力に見合った大学に進学できれば良い」と考える層に分かれているのです。

 こうした背景から、これまで私たちが医学部専門で培ってきた「プロ講師による完全1対1個別指導」という手法が、医学部以外の難関大学への受験対策でも生かせるのではないかと考え、「なんぷろ」を立ち上げることになりました。ちなみに「なんぷろ」は、難関大の「難」とプロ講師の「プロ」を組み合わせた造語で、受験生や保護者に覚えてもらいやすいネーミングにしました。

--難関大学でも総合型入試の割合が増えつつあります。その分一般入試での入学は難しくなっているのでしょうか。

尾木氏: 総合型選抜や学校推薦型選抜の募集枠が増えれば、その分一般選抜の募集枠は減少するため、当然ながら競争倍率は高くなります。一方で、少子化の影響で全体的な倍率は下がっていますから、子供が多かった親世代ほど高くはありません。ただし、ここで軽視できないのは、少子化だからといって入試問題が易しくなっているわけではないということ。難関大学としては、高い学力をもつ受験生に入学してもらいたいという思いは変わらないのです。

--難関大学の入試問題は少子化だからといって易化しているわけではないとのことですが、今、難関大学は受験生にどのような力を求めているのですか。

若林氏:一般的には、 2022年度からスタートした新学習指導要領をふまえ、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」という3つの柱を軸に作成され、入試要項にもそのように明記されていることが多いです。ただし、難関大学ではすでに新学習指導要領以前からもこれら3つの柱にある力を求めてきたわけで、入試問題そのものは大きく変わっていません。

なんぷろ千駄ヶ谷校校舎長・若林氏

--難関大学が求める力を伸ばすために、「なんぷろ」ではどんな対策が可能なのでしょうか。

若林氏:「なんぷろ」では、入試に必要な「知識・技能(=解法)」を習得したうえで、「思考力・判断力・表現力」の育成を目指します。完全1対1の個別指導なので、知識や解法のインプットが完全に習得できているかを確認できますし、プロ講師からの問いかけに答えながら進めていく授業は、生徒が自ら考え、整理してアウトプットする力を鍛えます。

 また、今後は一般選抜と総合型・学校推薦型選抜とを両立する受験スタイルが増えていくと思いますが、そのためには、小論文や面接試験を視野に入れた人物評価も重視する必要があります。この点でも、これまでメディカルラボで培った小論文・面接指導のノウハウを活用し、「学びに向かう力・人間性」を引き出すことが可能です。

完全定着を目指し、確認テストの合格基準は「満点」

--難関大合格を標榜する予備校や塾はたくさんありますが、合格者No. 1の医系専門予備校として培ってきたノウハウを生かし、御社が今回始める「なんぷろ」ならではの強みを教えてください。

尾木氏: やはり最大の強みは、メディカルラボで培ってきたプロ講師による完全個別指導のノウハウです。「わかる」と「できる」は違う。ここを意識して対策することこそ、合否に直結するといっても過言ではありません。「なんぷろ」では、単に1対1で指導するだけでなく、生徒ひとりひとりにとって指導内容の最適化を図り、「わかる」から「できる」までを授業内でサポートする完全習得を目指します。

--「わかる」から「できる」になる完全習得が実現する仕組みについて、詳しく教えてください。

若林氏:一般的な個別指導は、生徒からの質問に講師が答える形で、生徒主体で進めていく形態が多いと思いますが、「なんぷろ」の個別指導は、プロ講師が主体となって生徒を引っ張っていくやり方です。メディカルラボの授業は150分を3段階に分け、50分講義・50分演習・50分確認テストという形式で実施していますが、「なんぷろ」もその方法を応用した3段階の授業になります。

 最初の50分はメディカルラボと同様、プロ講師による1対1の講義を行い、次の50分は講義内容に対応した「Output演習」です。「なんぷろ」は、この演習時間を生徒ひとりに任せるのではなく、担任チューターが必ず付くことになっています。そして最後の50分に、授業の内容をしっかりと理解し、定着しているかどうかをテストによって確認し、即時採点します。定着確認テストの合格基準は満点です。高いハードルですが、難関大学の入試を確実に突破するためには、満点に至らなかった部分に目を向けてほしい。そこは担任チューターと一緒にしっかりと振り返り、補っていきます。

尾木氏:つまり我々は、個別のカリキュラム作成(P:Plan)→プロ講師による授業と演習(D:Do)→確認定着テストでのチェック(C:Check)→担任チューターによるテストの失点原因の分析やフィードバック(A:Action)というPDCAサイクルを回して学習を管理します。

 「なんぷろ」では、担任チューターの存在も大きな役割を果たします。若林が申し上げたように、担任チューターは演習の段階から同席してテスト結果を分析し、定着できていなかったところは、生徒はもちろんプロ講師にもフィードバックするので、次の授業に生かされます。

このPDCAを生徒と伴走者である担任チューター、そして指導者であるプロ講師が1チームになって回していく仕組みは、他の個別指導塾では実現できない「なんぷろ」ならではの秀逸なシステムだと我々は自負しています。

学校生活と両立しやすい理由とは?

--「なんぷろ」の指導スタイルは、どのようなタイプの子に向いていますか。

尾木氏: 完全個別指導の強みは、教科や単元による得意不得意がある生徒さんが、それぞれの達成度にあわせて効率よく学ぶことができるという点だと思っています。集団授業だとどうしても1年のカリキュラムが固定されやすいですが、個別指導の場合はその子が得意な単元は省略したり、苦手な単元に時間をかけたりといった柔軟な対応が可能だからです。

若林氏:完全個別指導は勉強が苦手なお子さんだけでなく、いわゆる「浮きこぼれ」と呼ばれる学力の高いお子さんにも向いています。集団授業で先生が話す内容の多くをすでに理解できているお子さんには、物足りなさを充足する高度な課題に時間を充ててあげることもできます。

尾木氏:「なんぷろ」では、常に講師や担任チューターと対話しながら授業が進むので、その点が集団授業とは大きく異なります。1対1でコミュニケーションを取るのは苦手だと感じるお子さんもいらっしゃると思いますが、「なんぷろ」は経験豊富なプロ講師が担当するので、取り組みやすい問題や答えやすい質問をうまく投げかけることによって緊張や不安を解きほぐしながら導いていくことに長けています。また、担任チューターとは定期的に1対1の学習面談を行うので、プロ講師、担任チューター共に信頼関係を構築しやすい環境です。

--学校生活では、部活、学校行事、探究活動などにも没頭したい。一方で、そうやって学校生活を優先すると、まとまった勉強時間を捻出しづらい時期もあるでしょう。「なんぷろ」ではそういった事情にも柔軟に対応できるのでしょうか。

若林氏:もちろんです。「なんぷろ」には、TAT(チューターアシストタイム)という監督付きの自習時間があります。1科目の授業を取っていただくと、週に1コマTATの時間を用意します。これは受講科目の強化が目的ですが、TATのみ単体で追加することも可能です。TATでは受講科目以外の質問も受け付けるので、学校生活が忙しくて学習が遅れてしまった際のフォローアップや定期テスト対策などにも対応できます。

尾木氏:個別指導というと特定の科目のみ受講するのが一般的ですが、「なんぷろ」ではこのような制度により、柔軟かつ網羅的に受験に必要な対策を取ることが可能です。

受験生のいちばん身近で難関大合格をフルサポート

--完全1対1の個別指導のマイナス面として、同じような目標をもつ仲間との接点がなく孤独を感じる、周囲と切磋琢磨できないといった点を指摘されることがあります。それに対する解決策はあるのでしょうか。

若林氏: はい。「なんぷろ」では、そうならないための仕組みを用意しています。

 Output演習の際には、5~6名程度の生徒を1つの部屋に集め、担任チューター監督のもと少人数で演習を行います。この時間は自分と同じような目標をもつライバルの姿が実際に見えるので、ライバルのいる緊張感だけでなく、仲間と切磋琢磨する連帯感ももてるようにと考えています。

尾木氏:また、担任チューターは、生徒あこがれの志望校に通う大学生が担います。担任チューターは年齢も近く、講師や保護者には話しにくい悩みにも、先輩として共感しながらアドバイスしたり、励ましたりしてくれる身近な存在です。このように、同志と先輩、ヨコとタテの関係性で、孤独に陥りがちな受験生のメンタルもしっかりとサポートできる体制になっています。

なんぷろ教務責任者・尾木氏

--いよいよ12月1日には1校目の千駄ヶ谷校が開校します。東大・早慶をはじめとする難関大を目指す受験生とその保護者に向けて、メッセージをお願いします。

若林氏: 個別指導は苦手科目の対策など、受験勉強の補完的なイメージに捉えられやすいです。けれども実際には、もっとも効率の良い学習法であり、得意不得意や学校での進度、学校生活など、それぞれの特性やライフスタイルにあわせて最適化しながら、柔軟に授業を進められることが最大のメリットです。苦手科目をしっかりと克服することはもちろん、集団授業では物足りないと感じている得意科目をとことん伸ばせるハイレベルな指導も可能です。プロ講師だからこそ、アクセルを限界まで踏み込める状態にもっていくことができるのです。「なんぷろ」は受験生のいちばん身近で寄り添える立場から、難関大合格までをフルサポートしていきます。

尾木氏: キョーイクもその一員である河合塾グループは、「自ら求め、学びつづける人を支援し、ひとりひとりの未来に貢献する」という使命を掲げてきました。これまで多くの「未来の医師」を送り出してきた我々の指導力で、「なんぷろ」でも自信をもって、受験生の夢の実現をお手伝いしたい。起業、研究者、法曹をはじめとした難関資格など、大きな夢を持っているけれど、まだ成績が見合わなかったり、具体的に今何をしたら良いかわからなかったりという中高生、高卒生の皆さん、ぜひ一度「なんぷろ」の説明会と見学会にいらしてください。

--ありがとうございました。


 受験生ひとりひとりの状況にあわせて柔軟に対応しながら「わかる」だけでなく「できる」までをフルサポートし、難関大合格へと導いてくれる「なんぷろ」。これまで医学部に多くの合格者を送り込んできた確かな指導力のあるプロ講師と、あこがれの志望校に通う担任チューターと一緒に、自分に最適化された学習内容とスタイルで受験勉強を進めていくことは、間違いなく合格への近道になるだろう。

 なお、「なんぷろ」では難関大受験をサポートする講演会なども随時開催している。ぜひWebページをチェックしてほしい。

難関大学合格へ導く「なんぷろ」の詳細・イベント情報はこちら

《木村りこ》

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