【高校受験2023】愛知県公立高校入試<理科>講評…正確な知識が必要

 2023年2月22日(水)、2023年度(令和5年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2023】愛知県公立高校<講評・理科>
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 2023年2月22日(水)、2023年度(令和5年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。愛知県教育委員会が2023年2月14日(火)に発表した2023年度愛知県公立高等学校入学者選抜における一般選抜実施校は156校1校舎、志願者総数は5万9,129人で平均志願倍率は1.85倍。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<理科>講評(京進 提供)

大問1 地球の公転と星の動き(地学) ,状態変化(化学) 〔易〕
大問2 植物のつくりと蒸散、顕微鏡の使い方(生物) 〔標準〕
大問3 石灰石と塩酸の反応(化学) 〔やや難〕
大問4 物体の運動とエネルギー(物理) 〔標準〕
大問5 空気中の水蒸気と天気の変化(地学) 〔標準〕
大問6 遺伝子の伝わり方(生物),回路と電流・電圧(物理) 〔標準〕

 6題の大問構成、20問の小問数は昨年と同様。

 解答形式がマークシート方式になったので、全問選択肢から選ぶことになったが、正解を出すためには、複数の項目について解答しなければならない問題が多く、正確な知識が必要とされている。また、それぞれの分野で計算が必要なものがあり、昨年までより計算問題の割合は増えたといえる。大問3で塩酸の濃さを2倍にしたときに反応する石灰石と発生する二酸化炭素の量を考える問題はやや難度が高かった。ほとんどの大問で実験・観察とその結果が長めの説明文と表で与えられるので、文章を正確に読み取る力と表の数値の意味を解釈する力が必要である。


 このレポートは2023年2月22日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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