大学通信は2023年5月15日、全国の進学校の進路指導が評価する2022年女子大学の各種ランキングを発表した。「小規模だが評価できる大学ランキング2022（女子大学編）」は、3位に神戸女学院大、4位に清泉女子大、5位に東洋英和女学院大がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。
ランキングは、大学通信が全国の進学校を対象にアンケートを実施し、624校の進路指導教諭から得た回答をもとに作成したもの。項目別に5校を選んで順位を付け、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント…として集計。多くの受験生が迷う志望校選びに、進路指導のエキスパートの意見を役立ててもらうことを目的に、今回は女子大学の結果に焦点をあてて気になる項目別のランキングを発表した。
小規模だが評価できる大学ランキングの3位は、23ポイント獲得の神戸女学院大学。小規模大学だからこそできる細やかなキャリアサポートが特徴の同大では、キャリアセンターで年間約130回にのぼる就活講座・セミナーを開催。就職活動が本格化する3・4年次には、学生全員にキャリアカウンセラーとの個別面談を実施している。自己表現力を磨く「KCキャリア塾」や、航空業界への高い就職実績を生かした「KCエアラインスクール」等、独自の実践型プログラムも展開。教員、福祉・心理、バイオ・環境関連等、専門性を生かした資格取得が可能なカリキュラムも多数設置し、「就職に強い神戸女学院」として毎年高い就職実績をあげている。
4位は22ポイントの清泉女子大学。少人数クラスでの授業を中心に、いずれの学科も基礎をしっかりと学び、無理なく専門的な内容へと進められるようカリキュラムが組まれている。全学科共通の科目群では、社会に出てからも役立つ幅広い知識・教養を習得するための科目が充実。語学教育を重視しており、英語は全学科共通の1・2年次必修科目で、少人数のクラスで実践的な運用能力を身に付ける。就職支援もひとりひとりの希望や適性を踏まえて企業を紹介し、進路が決まるまで継続的な支援を行っている。
小規模だが評価できる大学ランキングの1位は45ポイント、2位は30ポイントを獲得。少人数かつ女子大ならではの、ひとりひとりに行き届いた教育が評価された。大学通信のWebサイトでは、1位・2位の大学についても分析等を紹介している他、1位から29位の大学までランキングを紹介している。
女子大学編「小規模だが評価できる大学ランキング2022」1位は？
