「子供の話す言葉が『ヤバい!』『マジ?』ばかりでこのまま大人になってしまったら心配と言っているお母さんやお父さんが多い」というひとことがきっかけで生まれた『マンガで笑って、言葉の達人!超 こども言いかえ図鑑』(川上徹也・小川晶子著)は、2023年7月4日にGakkenから刊行された。
リセマムではGakkenの協力により、『マンガで笑って、言葉の達人!超 こども言いかえ図鑑』の一部を6回にわたって紹介する。最終回は、第6章より抜粋する。
キャラクター紹介

第6章

大人っぽい言葉・1
「すばやく行動する」ときはなんて言う?
先生が5年生の復習プリントを大量に出してきた! 「3学期中に終わらせること!」。生徒たち「えーっ!?」

使ってみよう!
「電光石火」
→ とても短い時間のたとえ。また、非常にすばやいことのたとえ。
「電光」は、いなずまの光のこと。「石火」は、火打ち石から飛ぶ火花のこと。どちらもいっしゅんのことだよね。「電光石火の早わざ」「電光石火の速さ」といった言い回しで、きわめて短い時間ですばやく行動するさまを表現できるよ。
【例文】
仕事で帰りが遅くなった母が、電光石火の速さで夕飯を作ってくれた。
【別の表現もあるよ!】
「秒で」は、「今すぐに一瞬で」という意味で使われている俗語。「迅速」とは、物事の進み具合がきわめて速いことを言う表現。時間をおかずすぐにとりかかること、できるかぎり速くすることは「速(すみ)やかに」と言える。「疾風迅雷(しっぷうじんらい)」は、速い風や雷のように、勢いや動きがすばやく激しいさまを言う四字熟語だ。

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