保護者の負担がない少年野球チーム作りから学ぶ、無料セミナー11/29

 笹川スポーツ財団は、2023年11月29日「誰が子どものスポーツをささえるのか?」の第3回無料セミナーを開催する。保護者の負担がないチーム作りで注目を集める練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブの代表 中桐氏がチーム運営などについて語る。会場参加とオンラインによるハイブリッド開催。

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第3回無料セミナー「誰が子どものスポーツをささえるのか?」子どもの「スポーツ離れ」を食い止める~保護者の負担がない少年野球チーム作りから学ぶ~
第3回無料セミナー「誰が子どものスポーツをささえるのか?」子どもの「スポーツ離れ」を食い止める~保護者の負担がない少年野球チーム作りから学ぶ~ 全 7 枚 拡大写真

 笹川スポーツ財団は、2023年11月29日「誰が子どものスポーツをささえるのか?」の第3回無料セミナーを開催する。保護者の負担がないチーム作りで注目を集める練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブの代表 中桐氏がチーム運営などについて語る。会場参加とオンラインによるハイブリッド開催。

 笹川スポーツ財団(以下、SSF)では、これまで子供のスポーツ活動に対する保護者の関与の実態や意識を明らかにする研究を行い、子供のスポーツ活動において保護者の負担は母親の負担が大きい構造であることなど、さまざまな課題を明らかにしてきた。課題の解決には持続可能な子供のスポーツ環境の構築が必要である。SSFでは有識者を招き、子供のスポーツを支える視点から考えるセミナー「誰が子どものスポーツをささえるのか?」を開催している。

 第3回は、2021年4月に保護者の業務的負担をなくした、練馬アークス・ジュニア・ベースボールクラブを立ち上げた中桐悟氏が登壇。保護者の負担なしでどのように運営しているのか、チームの立ち上げから現在までの道のり、そしてこれからの少年野球チームのあり方などについて語る。

 中桐氏は三児の父。既存の学童野球チームの運営体制に疑問を感じ、2021年4月にゼロからクラブを立ち上げた。クラブは練馬区、板橋区を拠点に、連盟非所属の独立チームとして活動。「保護者の業務負担一切なし」「罵声や高圧的な指導を完全禁止」「勝利至上主義の否定」など9つの約束を掲げ、野球を通じた子供の成長を目指す。自身の野球経験は乏しいため必要なリソースを各分野から集めてチームをコーディネートしているという。

 セミナーは2023年11月29日午後7時から8時半の予定。日本財団ビル大会議室での会場参加とオンライン(Zoom)によるハイブリッド形式で開催する。参加費は無料。会場参加の定員は70名で、定員に達し次第締め切る。会場参加者には、資料の配布とセミナー終了後、中桐氏と名刺交換などの時間を設ける。申込者全員に、セミナー終了後アーカイブ配信を行う。申込みは2023年11月28日正午までWebサイトより受け付ける。

◆第3回無料セミナー「誰が子どものスポーツをささえるのか?」
テーマ:子どもの「スポーツ離れ」を食い止める~保護者の負担がない少年野球チーム作りから学ぶ~
日時:2023年11月29日(水)19:00~20:30(予定)、18:30開場
会場:日本財団ビル2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
またはオンライン(Zoom)
定員:会場参加70名(定員に達し次第締切)、オンラインは定員なし
参加費:無料
申込:Webサイトより申し込む
申込締切:2023年11月28日(火)12:00
※申込者全員に、セミナー終了後アーカイブ配信を行う

《中川和佳》

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