高校生からの知名度が高い大学、関東甲信越…2位東大、1位は?

 リクルート進学総研の「進学ブランド力調査2024」の結果、関東甲信越エリアの高校生が選ぶ知名度が高い大学1位は「早稲田大学」、2位は「東京大学」、3位は「青山学院大学」だった。早稲田大学は関東エリアから関東甲信越エリアに拡大した2024年も1位を獲得。3年連続でトップを維持した。

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進学ブランド力調査2024「知名度ランキング」
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 リクルート進学総研の「進学ブランド力調査2024」の結果、関東甲信越エリアの高校生が選ぶ知名度が高い大学1位は「早稲田大学」、2位は「東京大学」、3位は「青山学院大学」だった。早稲田大学は関東エリアから関東甲信越エリアに拡大した2024年も1位を獲得。3年連続でトップを維持した。

 リクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、2008年から「進学ブランド力調査」を実施。2024年度より調査手法を一部変更し、全国を7エリアに分けて、2025年3月卒業予定の高校3年生に対象に、インターネット調査を実施した。調査期間は、2024年4月2日~30日(関東甲信越と東北は4月1日から)。有効回答数は1万4,758人。

 関東甲信越エリアの高校生が選ぶ「知名度が高い大学」は、1位「早稲田大学」(知名度98.0%)、2位「東京大学」(同97.4%)、3位「青山学院大学」(同97.2%)、4位「日本大学」(同95.8%)、5位「明治大学」(同95.3%)、6位「帝京大学」(同95.0%)、7位「上智大学」と「法政大学」(同、各94.8%)、9位「慶應義塾大学」(同94.6%)、10位「中央大学」(同94.3%)となった。

 上位10校のうち、9校を私立大学が独占。今回1位の早稲田大学は、2022年度と2023年度の関東エリアの知名度ランキングで、2年連続の1位。甲信越を含むエリアに変更した今回もトップを維持した。東京大学は、2022年度5位から2023年度に2位へ。今回、順位に変動はなかったものの、1位との差は0.6ポイントと僅差まで追い上げた。

 関東甲信越エリアのランキングは、エリア外(関西など)の大学がトップ10に入っていないのが特徴。エリア外の大学トップは、知名度92.5%で13位「京都大学」だった。

◆進学ブランド力調査2024
関東甲信越「知名度が高い大学」
1位「早稲田大学」98.0%
2位「東京大学」97.4%
3位「青山学院大学」97.2%
4位「日本大学」95.8%
5位「明治大学」95.3%
6位「帝京大学」95.0%
7位「上智大学」「法政大学」94.8%
9位「慶應義塾大学」94.6%
10位「中央大学」94.3%

《川端珠紀》

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