熊本県教育委員会は2025年3月27日、2027年度(令和9年度)熊本県立高等学校入学者選抜に係る「育成する生徒像」「求める生徒像」および「具体的な選抜方法」等について予告を公表した。2027年度から実施する新制度での入試について、各高校の求める生徒像や選抜ごとの募集定員、選抜方法などの計画を掲載している。
熊本県が2027年度から実施する新入試制度では、現行の前期(特色)選抜と後期(一般)選抜を1本化し「A日程」、現在の二次募集を「B日程」として行う制度に変更。加えて、一部の高校でのみ実施していた特色選抜を、県立高校のすべての学科・コースで実施する方針に変更となる。
今回の予告は、各高校における選抜ごとの募集人員の割合、「特色選抜」の対象、独自検査の有無や内容、選抜資料の配点などをあらかじめ公表するために作成したもの。内容は公表時点で計画中のものであり、募集定員などは今後変更になる可能性もあるとしている。
たとえば、済々黌(普通)は、募集定員400人のうち、A日程の特色選抜Iで20人、特色選抜IIで20人を募集。一般選抜では募集定員から特色選抜の合格者数を減じた数を募集するとして、360人を募集予定としている。特色選抜における独自検査は実施せず、学力検査と調査書で選抜を行う。
第一(普通)は募集定員320人のうち、A日程の特色選抜で40人、一般選抜で280人を募集。独自検査は実施しない。第一(普通・英語コース)は募集定員40人のうち、A日程の特色選抜で20人、一般選抜で20人を募集。特色選抜では、独自検査として「指定されたテーマに関する英作文」を課す。
新制度による入学者選抜は、2025年度に中学2年生となる生徒が対象の2027年度入学者選抜から実施。今回の公表内容はあくまで現時点での計画のため、詳細は2026年度に公表する「2027年度(令和9年度)熊本県立高等学校入学者選抜要項」などで必ず確認してほしい。