東京都は2025年3月31日、「東京都子供・子育て支援総合計画(第3期)」の策定について発表した。計画期間は、2029年度までの5年間。保育サービスを「量の拡大」から「保育の質の向上」に重点をおいて推進するなど、子供・子育てに関する計画内容を改定している。
「東京都子供・子育て支援総合計画」は、都における子供・子育てに関する総合計画。子ども・子育て支援法に基づく「都道府県子ども・子育て支援事業支援計画」、次世代育成支援対策推進法に基づく「都道府県行動計画」、子供の貧困解消に向けた対策の推進に関する法律に基づく「都道府県こども貧困の解消に向けた対策の推進についての計画」を一体的に策定する計画となっている。
第3期計画の期間は、2025年度から2029年度までの5年間。第2期中間見直し版の429事業から、102事業を追加、33事業を終了し、498事業となった。
計画の目標には、「地域における妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援の仕組みづくり」「乳幼児期における教育・保育の充実」「子供の成長段階に応じた支援の充実」「子供の貧困の解消に向けた対策の推進」「特に支援を必要とする子供や家庭への支援の充実」「次代を担う子供たちを健やかに育む基盤の整備」の6つを掲げている。
今回の改定のポイントは4点あり、保育サービスについては「量の拡大」から「保育の質の向上」に重点をおいて推進。学童クラブについては、質・量の両面で子供の居場所の確保を目指す。子供の貧困対策は、新たに計画の目標の1つとして設定。子供の意見を聴く取組みとして、子供を対象としたヒアリングなどの実施も盛り込んでいる。
計画の概要や本文は、東京都福祉局や東京都教育委員会のWebサイトに掲載。2025年2月3日から3月4日までの期間、広く都民から募集した「東京都子供・子育て支援総合計画(第3期)案」に対するおもな意見なども公表している。