【大学受験2025】愛知教育大、前期日程の学力検査で出題ミス

 愛知教育大学は2025年7月22日、同年2月に実施した2025年度個別学力検査等(前期日程)において、出題ミスがあったことを公表した。該当するのは、学校教員養成課程の義務教育専攻社会専修と、高等学校教育専攻地歴・公民専修。全員正解として扱われたが、合否判定には影響しないとされ、特段の措置は講じない。

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 愛知教育大学は2025年7月22日、同年2月に実施した2025年度個別学力検査等(前期日程)において、出題ミスがあったことを公表した。該当するのは、学校教員養成課程の義務教育専攻社会専修と、高等学校教育専攻地歴・公民専修。全員正解として扱われたが、合否判定には影響しないとされ、特段の措置は講じない。

 今回出題ミスが公表されたのは、2025年2月25日に実施した個別学力検査等(前期日程)について。学校教員養成課程の義務教育専攻社会専修と、高等学校教育専攻地歴・公民専修における「地理歴史・公民(地理総合、地理探究)」の問題(大問Iの問1)で、正しい文を選択させる問いのところ、選択肢がすべて「誤り」となっていたことが判明した。

 該当問題については「正答なし」のため、全員正解として扱うという。ただし、合否の影響はないため特段の措置は講じないこととした。なお、個別学力検査等(前期日程)は、義務教育専攻社会専修77人、高等学校教育専攻地歴・公民専修23人が受験していた。

 愛知教育大学では、出題ミスによる社会への影響を重く受けとめ、学長のガバナンスのもとで全教職員への意識改革をはかり、入試問題作成・点検体制を再度見直すとともに、組織としてのあり方を徹底検証し、今後このようなことがないよう万全の対策を講じていくという。

《木村 薫》

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