【大学受験2026】英語資格・検定試験利用、大学別一覧

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2025年8月29日、2026年度入試情報として「英語資格・検定試験利用状況」を掲載した。国公私立の大学別に確認できる。

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2026年度 国公立大・私立大「英語資格・検定試験利用状況」
2026年度 国公立大・私立大「英語資格・検定試験利用状況」 全 3 枚 拡大写真

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2025年8月29日、2026年度入試情報として「英語資格・検定試験利用状況」を掲載した。国公私立の大学別に確認できる。

 「2026年度英語資格・検定試験利用状況」は、一般選抜において民間の英語資格・検定試験を利用する大学を一覧でまとめたもの。大学ごとに、英語資格・検定試験の利用方法、対象となるおもな英語資格・検定試験が確認できる。一覧に付されているマークは、利用方法が出願要件の場合に「★」、合否判定利用のうち、英語資格・検定試験の成績提出が必須の場合に「●」、任意提出の場合に「△」となっている。

 たとえば、東京都立大学は、都市環境(地理環境、都市基盤環境、建築、環境応用化学)、システムデザイン(情報科学、航空宇宙システム工、インダストリアルアート)、健康福祉学部の前期・後期(健康福祉学部は前期のみ)選抜で英語資格・検定試験を利用。合否判定(点数化)で用いる。

 利用できる英語資格・検定は、ケンブリッジ英語検定(リンガスキルの利用可)、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC LR&SW。各資格・試験は、共通テスト「外国語」の得点に換算する(共通テスト「外国語」の受験は必須、高得点の方を利用)。またTOEICはS&Wのスコアを2.5倍にして合算する。成績は任意提出。

 早稲田大学の文学部と文化構想学部は、一般選抜(英語4技能テスト利用方式)の出願要件として活用。利用対象試験(成績)は、ケンブリッジ英語検定(160)、実用英語技能検定(2200)、GTEC(1100)、IELTS(5.5)、TEAP(280)、TEAP CBT(470)、TOEFL iBT(60)。ほかに技能ごとの基準あり。ケンブリッジ英語検定はFCE、CAE、CPEが対象。

 また早稲田大学の国際教養学部では、英語資格・検定の成績を一般選抜の総点に加点(7~20点)し、合否判定(点数化)で利用する。利用対象試験(成績)は、実用英語技能検定(2級)、GTEC(930CBT)、IELTS(4.0)、TOEFL iBT(42)。成績は任意提出。

 なお、利用可能なスコアは原則4技能のものを記載している。掲載内容は変更となる場合もあるため、最新の情報を必ず各大学の学生募集要項やWebサイトなどで確認すること。

《川端珠紀》

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