英国第1位のIB試験実績を誇り、卒業生の40%が世界トップ20の大学へ進学する名門校「North London CollegiateSchool(NLCS)」の日本初拠点となる「ノースロンドン神戸(NLCS Kobe)」が2025年9月1日に開校した。
NLCS(英国本校)は過去20年間にわたり、GCSE、A-Level、IBディプロマ試験で英国トップクラスの成績を収めてきた世界最高峰のインターナショナルスクール。特に2023・2025年度のIBDPでは英国第1位を記録し、オックスフォード大学やケンブリッジ大学、ハーバード大学など、世界のトップ大学への進学者を多数輩出した実績をもつ。
海外拠点校はこれまで、韓国・済州島、UAE・ドバイ、シンガポール、ベトナム・ホーチミンに展開。英国本校と同様のカリキュラムで高い学業成果を達成し、2025年度のIBDPでは、済州校37.0点、ドバイ校36.5点、シンガポール校36.3点と、いずれも世界平均を大きく上回る成績をあげている。
日本初拠点となる「ノースロンドン神戸(NLCS Kobe)」は、兵庫県神戸市東灘区に小中学校を開校。「探究型教育」を基盤に、日本の伝統文化を大切にした独自のカリキュラムを展開し、国際性を重視しながら、幅広い分野の探究を通じて、洗練された英語力と豊かな教養を育む教育を提供する。
第1期生を迎えた記念すべきオープニングセレモニーは、校舎を構える六甲アイランド・Asia One Centerで8月31日に開催。神戸市長 久元喜造氏、英国総領事館副総領事 マシュー・エリス氏、元文部科学副大臣 鈴木寛氏らからも祝辞が寄せられ、国際教育の拠点としての期待があらためて示された。
NLCS Kobeを手掛ける八光エルアールの代表取締役社長 池田浩八氏は、「これから1週間、1か月、1年と歩みを重ね、生徒や保護者の皆さんから『本当に良い学校ができたね』と言っていただけるよう努めていきます」とコメント。初代校長 マシュー・ウィリアムズ氏は、「NLCSの伝統を基盤に日本の言語・文化・価値観を受け入れ、卓越した教育を通じて目的意識をもつ若者を育てます」と決意を述べた。
今後、NLCS Kobeでは、2028年に六甲山に新設される校舎に中高一貫のボーディングスクール(寄宿学校)を開校予定。プリスクールと小学部も2028年から2030年にかけて順次新校舎へ移転する計画となっている。