ノートルダム女学院、小中高の設置・運営を洛星へ移行

 ノートルダム女学院は2025年10月23日に、運営母体を変更すると発表した。2026年4月1日より、ヴィアトール学園へその設置・運営を移行する。この決定は、理事会・評議員会での合意によるもので、少子化により入学者数が定員を下回っている中、より強力な体制を再構築することを目的としている。

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 ノートルダム女学院は2025年10月23日に、運営母体を変更すると発表した。2026年4月1日より、ヴィアトール学園へその設置・運営を移行する。この決定は、理事会・評議員会での合意によるもので、少子化により入学者数が定員を下回っている中、より強力な体制を再構築することを目的としている。

 ノートルダム女学院中学高等学校は、1952年に中学校、1953年に高校が創立された。設立母体であるノートダム教育修道女会の「人が変われば世界も変わる」という理念のもと、「徳と知」をモットーとする全人教育を行ってきた。特に、英語教育とカトリック精神を基盤にした情操教育に定評がある。

 一方、急速な少子化等により、近年は入学者数が定員を下回り、より強力な体制強化が求められている。2025年10月21日開催の理事会・評議員会において、洛星中学校・高等学校を運営するヴィアトール学園が、ノートルダム女学院中学高等学校の設置・運営を継承することを決定した。

 今後、新体制においても、ノートルダム女学院とヴィアトール学園がそれぞれ培った教育理念と伝統を引き継ぎ、さらなる地域社会への貢献を目指す。また、同様にノートルダム学院小学校もヴィアトール学園の設置・運営となる。ただし、京都ノートルダム女子大学は引き続きノートルダム女学院が設置・運営する。

《吹野准》

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