高校年代向けオンライン進学校、2026年1月より無料サービス

 高校年代向けオンラインフリースクール「シン・ガッコウ Schorbit(ショートビット)」が2026年1月に開校する。通信制高校生、高校中退者、不登校の子供たちを対象に、進学意欲のある高校年代の若者に無料で参加できる学びの場を提供する。特に1月から3月の期間は全員が有料プラン「正課生」相当のサービスを体験できる。

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シン・ガッコウ Schorbit
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 高校年代向けオンラインフリースクール「シン・ガッコウ Schorbit(ショートビット)」が2026年1月に開校する。通信制高校生、高校中退者、不登校の子供たちを対象に、進学意欲のある高校年代の若者に無料で参加できる学びの場を提供する。特に1月から3月の期間は全員が有料プラン「正課生」相当のサービスを体験できる。

 シン・ガッコウ Schorbitは、「オンラインで進学校をシミュレート」をコンセプトに掲げる新しい形のフリースクールだ。高校年代の子供たちが仲間と切磋琢磨しながら学び合う環境を完全オンラインで実現する。

 サービスは「生活」「学習」「協働・課外活動」「進路」の4つの領域で構成され、生活習慣のサポートから学習指導、仲間との協働体験、進路相談までを包括的に支援する。2026年1月よりサービス提供を開始し、通信制高校生や高校中退者、不登校の子供など、進学意欲のある高校年代なら誰でも無料で参加できる。通信制高校サポート校や小中学生向けのオンラインフリースクールとも異なり、卒業後の進路に重点を置いた新種のオンライン教育サービスだ。

 2026年1月のサービス開始にあたり、事前登録の受付を開始した。特に1月から3月は無料プラン(登録生)と有料プラン(正課生)の区別をなくし、全員が有料プランと同等のサービスを無料で受けられる。申込方法はWebページの登録フォームより行う。

 2026年4月以降は、無料の「登録生」もしくは有料の「正課生(月額15,000円)」を選択可能だ。

 シン・ガッコウ Schorbitでは、4つの支援をすべてオンラインで「進学校」に近い形で実現していく。「生活支援」は週4日、日課を設定して安定した生活習慣を確立すること。「学習支援」は個別最適化された学習と定期面談により高い学力の涵養を目指すこと。「協働課外活動支援」は非強制と自発の原則で子供同士の関係構築を促すこと。「進路支援」は大学入試対策とキャリア教育を並行して実施すること。これらの支援を通じ、学校から離れていても未来を切り拓く野心と理性を育むことを目指している。

《吹野准》

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