生まれ変わっても同じ親元に生まれたい6割…家族愛が強いタレントは?

 ジブラルタ生命保険は2025年11月13日、全国の20歳から69歳の既婚男女を対象に実施した「家族愛に関する調査2025」の結果を公表した。調査によると、自身の家族愛の点数は山梨県が82.1点で1位、2025年に起きた夫婦喧嘩の回数は奈良県が平均21.1回で最多となった。家族愛が強いと思うスポーツ選手では大谷翔平が1位に選ばれた。

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自身の家族愛の点数を100点満点で評価すると何点か
自身の家族愛の点数を100点満点で評価すると何点か 全 9 枚 拡大写真

 ジブラルタ生命保険は2025年11月13日、全国の20歳から69歳の既婚男女を対象に実施した「家族愛に関する調査2025」の結果を公表した。調査によると、自身の家族愛の点数は山梨県が82.1点で1位、2025年に起きた夫婦喧嘩の回数は奈良県が平均21.1回で最多となった。また、家族愛が強いと思うスポーツ選手では大谷翔平が1位に選ばれた。

 「家族愛に関する調査2025」は、2025年9月22日から10月2日にかけて、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女4,700名を対象にインターネットで実施した。調査協力会社はネットエイジア。

 自身の家族愛の点数を100点満点で評価してもらったところ、全体平均は77.7点だった。「100点」と回答した人が31.1%でもっとも多く、ついで「80点台」が23.0%、「90点台」が13.1%と続いた。2024年調査の平均76.1点から1.6ポイント上昇し、2022年からの下降傾向から上昇に転じた。

 都道府県別に平均点をみると、1位は「山梨県」(82.1点)、2位は「兵庫県」(82.0点)、3位は「栃木県」(81.3点)、4位は「京都府」と「沖縄県」(いずれも81.1点)だった。一方、もっとも点数が低かったのは「宮城県」(70.6点)だった。

 2025年に夫婦喧嘩・パートナーとの喧嘩を何回くらいしたか尋ねると、全体平均は12.1回だった。「0回」が26.9%でもっとも多かったが、「1回」14.0%、「2回」10.8%、「5回」11.6%、「10~19回」12.9%など回答が分かれた。都道府県別では、喧嘩の回数の平均がもっとも多かったのは「奈良県」(21.1回)。ついで「大阪府」(19.6回)、「茨城県」(18.1回)、「宮崎県」(17.9回)、「鹿児島県」(17.5回)と続いた。

 生まれ変わりについても質問した。「生まれ変わっても同じ親元に生まれたい」と思うか聞いたところ、「そう思う(計)」は63.7%だった。2024年調査の66.1%から2.4ポイント下降した。調査レポートでは、親との関係に悩む人や、もし別の親だったらと考える人が増えているのではないかと分析している。

 また、「生まれ変わっても今の配偶者・パートナーを選びたい」かについては、「そう思う(計)」が64.3%だった。男女別では、男性が67.3%、女性が61.4%と、男性のほうが5ポイント以上高くなった。こちらも2024年調査の65.8%から1.5ポイント下降した。

 「家族愛が強い」というイメージにあう人物についても調査した。芸能人では、男性芸能人の1位が「杉浦太陽」(463名)、女性芸能人の1位が「辻希美」(559名)となり、夫妻がそろって1位に選ばれた。男性2位は「ヒロミ」、3位は「木村拓哉」。女性2位は「藤本美貴」、3位は「北斗晶」だった。

 スポーツ選手(引退した人を含む)では、男性スポーツ選手の1位に「大谷翔平」(742名)がダントツで選ばれた。2位は「イチロー」(148名)、3位は「長友佑都」(116名)。女性スポーツ選手では、1位「浜口京子」(141名)、2位「北斗晶」(126名)、3位「谷亮子」(97名)という結果になった。

 家族愛を感じる映像作品についても尋ねた。映画では、1位が「ALWAYS 三丁目の夕日」(91名)、2位が「ホーム・アローン」と「『男はつらいよ』シリーズ」(いずれも51名)だった。年代別でみると、30代以下では「リメンバー・ミー」がトップ3にランクインした。

 ドラマでは、「ひとつ屋根の下」(346名)がダントツの1位。2位は「北の国から」(119名)、3位には2025年度前期の連続テレビ小説「あんぱん」(68名)が入った。

 アニメでは、1位「サザエさん」(392名)、2位「鬼滅の刃」(221名)、3位「クレヨンしんちゃん」(173名)が上位を占めた。年代別にみると、30代以下では「クレヨンしんちゃん」が1位、40代以上では「サザエさん」が1位となり、世代による違いがうかがえる結果となった。

《風巻塔子》

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