公立大学協会、101校の学生数や経費「公立大学便覧」公開

 公立大学協会は2026年3月3日、「令和7年度(2025年度)公立大学便覧」をWebサイトに掲載した。全国に101校ある公立大学の設置状況、学部、学生数、教員数、経費などのデータをまとめている。

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公立大学設置の推移
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 公立大学協会は2026年3月3日、「令和7年度(2025年度)公立大学便覧」をWebサイトに掲載した。全国に101校ある公立大学の設置状況、学部、学生数、教員数、経費などのデータをまとめている。

 公立大学便覧は、公立大学協会が毎年5月1日現在で実施している公立大学実態調査をもとに作成。全国に101校ある公立大学の教育・研究・経営状況などを分析し、現状を正しく理解するための基礎資料として公開している。

 2025年度現在の公立大学の内訳は、都道府県立63大学、府県・市共同立2大学、市立32大学、事務組合立等4大学。学部数は「1学部」のみの単科大学が47大学(46.5%)でもっとも多く、全体の約半数を占める。ついで「2学部」が20大学(19.8%)、「3学部」が15大学(14.9%)、「5学部以上」が12大学(11.9%)、「4学部」が4大学(4.0%)、「大学院大学」が3大学(3.0%)となっている。

 学部系統別でみると、「看護学部/看護学群」を設置している大学が25校と突出して多く、公立大学の4校に1校の割合で存在している。このほか、「医学部」「経済学部」「工学部」が各8大学(7.9%)、「文学部」が6大学(5.9%)、 「保健医療学部」「保健福祉学部」「薬学部」が各5大学(5.0%)、「社会福祉学部」「理学部」が各4大学(4.0%)。

 学生総現員は前年度比2,584人増の16万8,167人(留学生・休学生含む)。学生総現員が特に多い大学は、大阪公立大学1万6,160人、東京都立大学9,133人、北九州市立大学6,775人、兵庫県立大学6,675人、名古屋市立大学5,488人、横浜市立大学5,275人など。

 教員総現員は前年度比108人減の1万4,979人。教員1人あたりの学生数は平均11.2人で、前年度より0.3人増加した。

 公立大学の経費規模(予算総額)は、大学経費総額で前年度比5.3%減の4,448億円、附属病院経費総額で前年度比12.2%増の4,860億円。合計では前年度比3.1%(278億円)増の9,308億円であった。

 1校あたりの経費規模は、大学の規模や医学部・附属病院の有無によって、大きな差がみられる。附属病院の運営費が含まれる名古屋市立大学や大阪公立大学などでは1,000億円を超える一方で、附属病院がない東京都立大学は約302億円。単科大学や専門職大学では10億円に満たない規模の大学もみられる。

《川端珠紀》

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