自分たちにできること…被災地への支援、高校生の取組み

 東海地方太平洋沖地震への支援の活動が各地で行われている中、各高等学校等においてもそれぞれ支援活動の輪が広がっている。

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慶応義塾高等学校
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 東海地方太平洋沖地震への支援の活動が各地で行われている中、各高等学校等においてもそれぞれ生徒による支援活動の輪が広がっている。

 慶應義塾高等学校では、3月25日に行われた卒業式で、式の前後に卒業生有志が中心となって募金活動が行われ、732,196円の募金が寄せられた。この募金は慶應義塾大学基金室を通して、日本赤十字社に寄付される。入学式でも同様の取組みを予定しているという。

 青山学院高等部では3月19日に募金を行い、749,789円が集まり、日本赤十字社に送ったという。また、高等部同窓会では、被災した人たちのための支援物資の受付けを行った。

 大阪の桃山学院中・高等学校では駅の改札やバスロータリー付近で募金活動を行った。岡山県の龍谷高等学校では街頭募金・校内募金活動と支援物資の収集を実施した。島根県の出雲北陵高等学校でも、放課後に生徒会執行部による支援募金が行われた。

 静岡県の常葉菊川高校硬式野球部は、日本赤十字社のホームページが繋がりにくかったことから、日本赤十字社、宮城県災害対策本部、岩手県災害義援金募集委員会、福島県災害対策本部など、募金ができるサイトの情報をまとめて掲載している。

 このほかにも、全国の学校や部活動、有志による支援活動や、被災地・避難所での高校生の活躍が多く伝えられている。

《前田 有香》

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