学校給食の食材安全確保へ…文科省が検査機の整備を補助
文部科学省は11月22日、「安全・安心のための学校給食環境整備事業」についてホームページに掲載した。
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
同省のスポーツ・青少年局学校健康教育課が、各都道府県教育委員会の学校給食主管課宛に11月21日付で通知した文書によると、平成23年度補正予算(第3号)の成立により、「安全・安心のための学校給食環境整備事業」の実施が決定したという。
同事業は、学校給食用の食材を検査するための放射線検査機器を整備する経費を補助するというもの。補助金の交付の詳細については、現在要綱を制定中だという。
文科省では今年7月に、放射性物質に汚染された稲わらを給与されていた可能性のある肉用牛が千葉県の給食に出されていたことなどを受け、学校給食の食材の安全確保に関して配慮するよう各教育委員会に向け通達していた。
同省では引き続き、放射性物質に対する不安を抱える保護者らに対し、十分な説明と配慮を行うよう要請している。
《田崎 恭子》
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