【特色のある大学】国際的社会人を育成する総合大学、城西国際大学
開学から約20年、城西国際大学は、当時の2学部2学科から8学部9学科に増やし、海外姉妹校・提携校も100校を超える総合大学に発展した。「国際社会で生きる人間としての人格形成」を理念に、社会に生きる知識・技能と国際性を併せ持つ人間の育成を行っている。
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留学先の幅広さだけでなく、各学部が展開する海外研修や留学制度の豊富さも同大学の特徴だ。観光学部では1年次に海外研修、2年次に海外ホテル業務を体験する研修、そして各学年が参加できる海外語学研修を提供。経営情報学部においても海外インターンシップを実施し、米国企業の見学や現地の経営者とのミーティングなどを通じて、米国のビジネスを体験する機会を与えている。
また、城西国際大学では、JEAP(城西国際大学海外教育プログラム)という長期留学制度を設けており、6か月~1年間の長期における留学が可能、留学先の大学で取得した単位の移行ができるため休学の必要性がないのがメリットだ。
国際マインドの育成が、文系のみに限定されないことも城西国際大学の魅力だ。成田国際空港に近いことから、看護師を目指すために看護学部に入学した学生にも国際性を身につけることが求められている。国際的視点から物事を考察するスキルを基礎能力と位置づけする看護学部は、医療英語、中国語、韓国語などといった言語の習得を促すようカリキュラムがデザインされており、国際的に活躍できる看護師の育成を可能にしている。1年次に全員参加の海外研修を大学がサポートする制度も、国際マインドを持つ学生の育成に拘った同大学ならではの試みだろう。
2013年5月1日時点での同大学在籍者数は約5,000人、2012年時点での合計卒業生は1万5,000人を数える。国内に留まらず世界を視野に入れた国際的社会人として活躍するためのの人間力と教養、そして各分野で活躍するための専門知識・技能・資格を同時に育成する大学として、同大学の今後の展開、卒業生の活躍に期待したい。
《湯浅大資》
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