東日本大震災から6年「進学と就職を考える」、聖学院が冊子配布
聖学院大学の人間福祉学部こども心理学科は1月23日、東日本大震災に関わる家族や教師などの支援者に向けた冊子「子どもの心にそっと寄り添う―第六集 進学と就職を考える―」を発行する。希望者に無料で郵送する。初版は5,000冊。
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聖学院大学は、東日本大震災の被災者に向けて2012年より毎年小冊子を発行しており、2017年の発行で6冊目となる。震災当時は小学校6年生だった子どもたちが、大学・専門学校などへ進学、または就職しようとしている今、震災が子どもたちの進路にどのような影響を与えたのかをテーマに、被災地の学校や団体に行った取材内容をまとめた。
収録されているのは、2016年4月に災害科学科を新設した宮城県多賀城高校、教育バウチャー制度により夢を実現するチャンス・フォー・チルドレン、東北の移動図書館など。そのほか、奨学金などの経済的な支援、教育的支援、心のケアを行う団体の情報も巻末に掲載した。
冊子は、被災地の学校や教育団体を中心に初版5,000冊を無料配布する。希望者には無料で郵送するため、申込みは聖学院大学広報課にFAXまたはメールで連絡すること。
◆聖学院大学 小冊子「子どもの心にそっと寄り添う―第六集 進学と就職を考える―」
執筆者:
和田雅史(聖学院大学こども心理学科長・教授)
佐々木克敬(宮城県多賀城高等学校教頭)
千葉祥(宮城県泉館山高等学校教諭)
チャンス・フォー・チルドレン
鎌倉幸子(シャンティ国際ボランティア会専門アドバイザー)
判型:B6判ブックレット36ページ
申込方法:名前、住所、電話、目的、部数を記入のうえメールまたはFAXで申し込む
申込先:聖学院大学広報課
《佐藤亜希》
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