法務省インターンシップ、大学生・大学院生対象に募集開始

 法務省は、大学生・大学院生対象の「平成29年度インターンシップ」の募集を開始した。研修課題や受入れ部署により3コースあり、実施期間は8~9月。応募締切りは6月2日。参加希望者は、大学などを通して申し込む。

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法務省インターンシップ応募から受入れまでの流れ
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 法務省は、大学生・大学院生対象の「平成29年度インターンシップ」の募集を開始した。研修課題や受入れ部署により3コースあり、実施期間は8~9月。応募締切りは6月2日。参加希望者は、大学などを通して申し込む。

 法務省では、職場体験を通じて公務を知り、法務行政への理解を深めてもらおうと、毎年インターンシップを実施している。平成29年度は、「施設課の業務と矯正施設の計画」「外国法事務弁護士制度に関する行政実務」「人権擁護行政に関する企画検討」という3つの研修課題でインターンシップ実習を実施する。

 実習期間は8月から9月。コースによって、受入れ部署、受入れ可能人数、実習日、実習形式などは異なる。学生の専攻やスキルに要望を設けているコースもある。

 応募する学生は、所定の「学生調査票」「推薦申込書」を所属する大学などを経由して6月2日の応募締切日までに法務省大臣官房人事課企画第三係宛てに郵送で提出する。学生の受入れ決定後、学校と法務省の間で覚書を締結し、誓約書を提出する。

 インターンシップの受入れには、「学生教育研究災害傷害保険」および「インターンシップ等賠償責任保険」に加入していることが条件となる。インターンシップにかかわる交通費、滞在費、食事代、保険料などの必要経費はすべて学生負担となる。

 このほか、法務省では人間科学(心理、教育、福祉、社会など)を選考している大学生・大学院生を対象に「平成29年度法務省人間科学系インターンシップ」の応募も受け付けている。矯正管区第三部が主催し、全国の少年院や少年鑑別所で実施する。応募は、所属する大学などを経由して各地域を管轄する矯正管区宛てに行う。応募手続きは「法務省インターンシップ」と異なるため、注意が必要。

◆平成29年度法務省インターンシップ
対象:大学生・大学院生
実施期間:平成29年8~9月(コースにより異なる)
応募締切り:平成29年6月2日(金)必着
※学校が学生の応募を取りまとめて提出する締切日

《奥山直美》

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