ワーキングママの65.6%が疲労状態、疲労蓄積による失敗も

 ワーキングママの3人に2人が疲労状態にあることが、養命酒製造の調査結果より明らかになった。疲労蓄積による失敗は、「子どもを寝かしつけているうち自分も寝てしまった」が40.1%と最多だった。

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 ワーキングママの3人に2人が疲労状態にあることが、養命酒製造の調査結果より明らかになった。疲労蓄積による失敗は、「子どもを寝かしつけているうち自分も寝てしまった」が40.1%と最多だった。

 ワーキングママの冷えと疲れに関する調査は、30歳~49歳の働くママを対象にインターネット調査を行い、1,000人(30代500人、40代500人)の有効回答を得た。調査期間は2017年11月9日~11月15日。

 最近の疲労度合を聞いたところ、「疲れている」65.6%、「元気だ」34.4%と、ワーキングママの3人に2人が疲労状態にあることがわかった。

 疲れているときにやってしまった失敗を聞いたところ、「子どもを寝かしつけているうち自分も寝てしまった」が40.1%ともっとも多く、「洗い物や家事を残して寝てしまった」34.3%、「子どもの園や学校の提出物を忘れていた」25.5%などが続いた。親子で慌てふためいた経験を持つ人も少なくないようだ。

 私生活でどのようなことがあると仕事を辞めたくなると感じるか聞いたところ、「食事が手抜きメニューばかり」が37.4%ともっとも多く、「子どもとゆっくり話ができない」36.1%、「家の中がいつも汚い」35.9%などが続いた。そのほか、「家に帰ると子どもが寂しそうにしている」26.3%、「園や学校の行事に出られない」20.9%、「子どもの成績が下がり気味」12.5%、「子どものお迎えがいつも最後」11.1%など、子育てに関わる時間が取れないことで、仕事を辞めたいと感じるワーキングママが多いことがわかった。

 配偶者がいる人(844人)に対し、結婚後に気づいた夫の良いところを聞いたところ、「毎日仕事を頑張っている」が34.7%ともっとも多く、「子どもの世話をしてくれる」28.7%、「家事を手伝ってくれる」28.2%が続いた。また、「困ったときに助けてくれる」26.3%や「子煩悩、子ども好き」23.2%、「なんでもおいしいと食べてくれる」20.3%などが2割台で続いた。家事や育児をサポートしてくれる点や、困ったときに頼りがいがある点、子煩悩なところなどが結婚前には気づかなかった夫の良い点として多くあがった。

《工藤めぐみ》

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