ひとり親など対象「教育費サポートブック」無料送付

 しんぐるまざあず・ふぉーらむは2018年3月14日、「教育費サポートブック 2018年度版」を刊行した。毎年のように変わる奨学金制度の最新情報のほか、会員からの体験談などを掲載している。

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「教育費サポートブック 2018年度版」を刊行
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 しんぐるまざあず・ふぉーらむは2018年3月14日、「教育費サポートブック 2018年度版」を刊行した。毎年のように変わる奨学金制度の最新情報のほか、会員からの体験談などを掲載している。ひとり親などを対象に、合計2,000冊を無料送付する。

 しんぐるまざあず・ふぉーらむは、シングルマザーが子どもと一緒に生き生き楽しく生きられるように、社会で活躍できる支援を行うNPO法人。東京だけでなく、北海道、岩手、福島、富山、福井、関西、出雲、松山、福岡に姉妹団体を持ち、900人以上の無料メルマガ会員、約350人のニュースレター購読会員がいるという。交流会やキャリア支援、ひとり親の子どもの教育支援などを行っている。

 「教育費サポートブック 2018年度版」は、2016年に発刊した「子どもの教育費、どうする?教育費サバイバル準備読本」のリニューアル増刷版。東京スター銀行の協力を得て、しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事でファイナンシャルプランナーのなかじまともみ氏、理事長の赤石千衣子氏、理事の安藤ゆか氏が作成した。

 毎年のように変わる奨学金制度の最新情報を掲載しているほか、各項目のデータも一新。会員から寄せられた体験談を増やし、表紙も親しみやすいイラストに変わっている。また、前の版にはなかったフリースクールや障害のある子どもの進学についても掲載。返済不要の支援制度も紹介している。

 しんぐるまざあず・ふぉーらむは、ひとり親や進学を希望する子どもの保護者で経済的に困難な人、支援者、高校生・大学生など、冊子が必要で経済的に困難な人に無料送付している。無料送付は1人1冊、合計2,000冊まで。2,000冊以降は有料での送付となる。無料送付希望者は、Webサイトの申込みフォームより申し込む。

《外岡紘代》

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