【大学受験2018】東工大で出題ミス、4名追加合格
東京工業大学は平成30年4月25日、平成30年度(2018年度)学士課程一般入試 後期日程(第7類)で総合問題の問題文中に誤記があったことが判明し、合格者判定をあらためて行った結果、4名を追加合格としたことを発表した。
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平成30年度(2018年度)学士課程一般入試 後期日程(第7類)は平成30年3月13日に実施し、募集人員35名に対して109名が受験した。理系科目(化学基礎と化学)の基礎学力や論理的な思考力を評価する「総合問題」の問題3問4において、化合物Eの物質量を「0.200mmol」とすべきところを「2.00mmol」とした。この誤記により、化合物Eの構造が決定できず、問4の一部(構造式を問う問題)と問5、問6、問7の解答に影響をおよぼす可能性が生じた。
誤記発見のきっかけは、平成30年4月20日に外部から入試課担当者宛てに誤記の指摘と確認依頼の文書が郵送で届いたことによるもの。第7類の問題作成責任者が確認し、第7類の出題にあたった教員や問題作成に関わっていない教員も含めて検討を行った結果、指摘どおり誤記があったとの結論に達したという。
誤記が判明したことにより、問題3の小問のうち、問4の一部(構造式を問う問題)と問5、問6、問7については、受験した全員に満点を与え、合格者を再判定することとした。再判定の結果、当初の合格者数39名に加えて新たに4名を合格者とした。新たな合格者には、すでに連絡を取って対応を説明しており、入学を希望する者にはすでに開始している授業などに対応できるよう、修学上の配慮を行う。また、入学後の修学上の配慮や補償内容などについては、各個人の状況に応じて誠心誠意対応するとしている。
問題作成段階では、出題担当教員7名が11回にわたってチェックを行い、さらに問題作成に関わっていない教員によるチェックも行ったが、誤記の発見には至らなかったという。東京工業大学の益一哉学長は、「入試ミスの防止については、本学においても体制の強化などに努めておりましたが、今回、このようなことが起こったことに対して深く反省するとともに、本学の受験に際して入念なご準備のもと臨まれた受験生および保護者、関係のみなさまに多大なご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。この事実を厳粛に受け止め、影響を受けた受験者への対応と再発防止に全力で取り組んでまいります」とコメントしている。
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