子どもの選択で話が変化、ロボホンが絵本を読み聞かせ…NTTデータ等3社
NTTデータとNTTデータSBC、NTTデータ・スマートソーシングは2018年5月28日、シャープが提供するモバイル型ロボット電話「ロボホン」向け対話型絵本読み聞かせアプリケーションを共同開発したことを発表した。
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3社は、保育所や自宅などで子どもがロボットと触合う機会の提供や、大人がほかの作業をしていてもロボホンが子どもに絵本を読み聞かせできるよう、「ロボホン」向け対話型絵本読み聞かせアプリケーションを作成した。
ロボホン内蔵プロジェクターで絵本をBGMとともに投影し、絵本のストーリーをロボホンが発話するしくみ。絵本の途中には、読者である児童がストーリーを選択して進む場面があるという。2、3通りの選択肢から児童が発話した選択肢をロボホンが認識し、選択内容によって絵本のストーリーが変わるという、対話式の絵本だ。
2018年5月28日に宮城県石巻市に開所するNTTデータ・スマートソーシングの企業内託児所「すまーとキッズガーデン」で試行的にアプリケーションを導入し、ロボホンでの対話型絵本読み聞かせの有効性検証を進め、全国の保育所などへの展開を目指すとしている。
ロボホン(RoBoHoN)は、小型で携帯できるモバイル型ロボット。持ち歩き可能なコンパクトサイズながら、二足歩行でき、カメラ機能や小型レーザープロジェクター、歌やダンス、専用アプリなどの機能を搭載している。
《佐藤亜希》
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