【6】1枚あたりが安くなるかも。
一概にはいえませんが、バインダーの価格や、ルーズリーフの使う量、買い方によっては、ノートよりも1枚あたりの単価は安くなる可能性もあります。
【7】ページの分割が可能。
1枚のルーズリーフを横に切って、上下に分割して使うことも可能です。上半分と下半分を別々にめくったり、前後のページを部分的に隠すシートして使うことができます。当然、分割したページを、それぞれに適切なところに順番を変えることも可能です。
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横に切って分割して使うことも可能
【8】必要なページだけを持ち歩くことができる。
よく試験シーズンに見かけるのが、電車の中でノートを読んでいる学生さん。混んでいる電車だと、ノートを拡げたり、めくったりするのが大変そう。そんな時もルーズリーフならば、必要なページだけを持ち出して勉強することが可能です。1枚だけなら、カードケースやクリヤーフォルダーにいれれば、カバンからの取り出しも簡単で、折れたりしわくちゃになったりしにくく、快適に電車の中で勉強できるかもしれません。
【9】参考書と融合。
冒頭にも書きましたが、このサイトで何度か取り上げている学研の「ルーズリーフ参考書」を使うと、参考書までバインダー1冊にまとめることもできます。参考書とノートを別々に持ち運ぶ必要がなくなります。
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ルーズリーフ参考書といっしょに
【10】予備のページや、以前のページの持ち運び枚数が少なくできる。
新学期に5科目で5冊のノートを使い始めた時、30ページのノートが5冊で150枚の紙を持ち歩くことになります。その内、実際に使うのは、各教科で1日に2枚使ったとしても10枚。150枚中使うのは10枚なので、持ち歩いているノートの140枚が予備ということになります。その点、ルーズリーフだと予備は好きな枚数だけ持てばいいので、予備を10枚と決めれば、全部で20枚だけ持ち歩けばいいことになります。
また、学校の授業で、前日までの授業のページが必要ないとしても、ノートの場合はノート全部を持っていくしかありません。しかし、ルーズリーフであれば、古いページを家に置いていくことができます。ここでも持ち運び枚数の削減が可能です。
学生のカバンが重いと問題視されている中、カバンの軽量化に貢献するかもしれません。実際は、ノートだけの時には持つ必要のなかったバインダーが、持ち物として増えるので、「増えたバインダーの重さ」と、「減った予備のページ+以前のページの重さ」とどちらが大きいかですね。
次ページは、ルーズリーフの注意点。