子どもの創意工夫を引き出すトイロボット「toio」3/20発売

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2019年1月17日、子どもの創意工夫を引き出すトイロボット「toio」を日本国内向けに発売することを発表した。発売日は2019年3月20日、希望小売価格は1万6,980円(税別)。toio専用タイトル3本も同日発売される。

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ロボットトイ「toio」
ロボットトイ「toio」 全 5 枚 拡大写真
 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2019年1月17日、子どもの創意工夫を引き出すトイロボット「toio」を日本国内向けに発売することを発表した。発売日は2019年3月20日、希望小売価格は1万6,980円(税別)。toio専用タイトル3本も同日発売される。

 toioは、「toioコンソール」とリング型コントローラー「toioリング」、キューブ型ロボット「toioコア キューブ」で構成。さまざまなジャンルの専用タイトルと組み合わせて、アクションゲームやパズルゲーム、プログラミングや動きのある工作など、枠にとらわれない自由なあそびを楽しむことができる新しいプラットフォームとなっている。

 おもちゃやブロック、工作物でさまざまな形に姿を変えることができる「キューブ」には、絶対位置センサーや高性能モーターなどを搭載。プレイマット上の位置と向きをリアルタイムに検出することで、インタラクティブなあそびを実現する。

 また、「コンソール」と通信することで、複数台のキューブを連動させる、動きに特殊な効果を与えるなど、ルールやシナリオ、アルゴリズムに沿った正確な動作が可能になるという。付属の「リング」は、片手での手軽なボタン・方向キー入力に加え、傾けたり振ったりと直感的に操作することができる。

 これらの技術により、好きなおもちゃや自分でつくった工作物を動かす、家族や友だちと競い合う、さらに新しいあそびを自由に生み出すなど、子どもたちの創意工夫でtoioの楽しみ方が大きく広がるようになっている。

 toio本体と同日に発売される専用タイトルは3本。「トイオ・コレクション」では、別売りのレゴ製品や日用品を使って工作したファイターをキューブにつけて戦う”クラフトファイター”、音楽に合わせて動きをプログラムする“リズム&ゴー”など、5つのあそびを楽しむことができる。

 「工作生物 ゲズンロイド」は、“ピタゴラ装置”を手掛けるクリエイター集団「ユーフラテス」による動きの工作ブック。紙工作をつけて動きのプログラムを注入すると、未知の生命体(19種類)が動き出す。

 「GoGo ロボットプログラミング~ロジーボのひみつ~」は、プログラミングの3つの基本要素(順次・分岐・反復)が楽しみながら身に付く冒険絵本。かわいいロボットが絵本の上を楽しく動き、プログラムの働きを体感できる。

 専用タイトルには、ゲームや遊びのシナリオ、ルール、音声などのデータが格納されたカートリッジと、キューブを置いて遊ぶためのマットや本、カード、そしてキューブの上に乗せて遊べるキャラクターフィギュアや工作シートなどが含まれるという。いずれも対象年齢は6歳以上。

 希望小売価格は、toio本体が1万6,980円(税別)、専用タイトルは各5,980円(税別)。また、数量限定で、toio本体と「トイオ・コレクション」をセットにした「toioバリューパック」も発売される。希望小売価格は1万9,980円(税別)。いずれも、2019年3月20日に発売。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、2019年1月19日から名古屋、東京、大阪の3会場で開催される「次世代ワールドホビーフェア’19 Winter」、2月9日・10日にお台場で開催される「ワンダーメイクフェス5」(LITALICOワンダー主催)にtoioを試遊出展。実際に商品を手に取って体験することができる。

 今後は、IT×ものづくり教室を展開するLITALICOワンダーの協力のもと、toio向けのワークショップも企画予定。遊び方や専用タイトル、体験イベントなどの情報は、toio公式サイト「toio.io」にて紹介するという。

《黄金崎綾乃》

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