英検2020 1dayでトラブル、2020年3月まで中止
日本英語検定協会(英検協会)は、2019年11月24日に実施した「英検2020 1 day S-CBT(S-CBT)」において、一部の受験者の試験を正常に完了できないトラブルが発生し、30人が影響を受けたと公表した。今回のトラブルを受け、12月から2020年3月の「S-CBT」はすべて中止する。
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「英検2020 1 day S-CBT」は英語4技能を1日で測定できる試験。2019年度のリーディング、リスニング、ライティングのテストは、コンピューター画面上で問題を閲覧。リーディングとリスニングはコンピューター画面上で解答、ライティングは解答用紙に記述する方式を採用している。スピーキングテストは、ヘッドセットを装着し解答を録音する吹込み式。
英検協会によると、11月24日に実施した「S-CBT」は805人が受験。このうち、30人の解答が正常に記録されないトラブルが発生した。原因は、英検協会から「S-CBT」の運営を委託されたプロメトリック社が米国法人で開発し、日本法人で運用していたテストシステムに障害が発生したことだという。
プロメトリック社から報告を受けた英検協会は、今回のような障害発生は初めてとのことで状況は理解できるとしたが、動作不具合の原因究明ができていないことから「今後さらなるトラブルも起こり得る」と判断。2019年12月から2020年3月に予定していた「S-CBT」の実施をすべて中止することを決めた。受験対象者に対しては、個別の電話やメールで代替案の提案を順次行っている。
2020年1~3月の試験については、追加申込の案内を行っておらず、申込みしている大学入試英語成績提供システムの例外措置を目的とした受験者に対しては、システム延期に伴う返金措置を11月19日に発表済み。1~3月の試験中止による影響はないと考えているという。
なお、2020年度4月から実施予定の「S-CBT」については、大学入試英語成績提供システムの本格導入による大規模な実施を想定し、英検CBTおよびTEAP CBTを数年にわたり安定的に運用した実績のあるEduLabのグループ会社である教育測定研究所にテストシステム提供と実施運営を委託。プロメトリック社のテストシステムが有していない、テスト実施中のシステム集中監視やリアルタイムのエラー検知機能、解答データの二重バックアップなどを実装しているため、今回のようなトラブルは発生し得ないと説明している。
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