日本の15歳、読解力と科学的リテラシーが低下…PISA2018
経済協力開発機構(OECD)は2019年12月3日、国際学力調査「PISA」2018年の結果を公表した。日本の高校1年生は、読解力と数学的リテラシー、科学的リテラシーがOECD加盟国の平均得点より高かった。しかし、2012年・2015年と比べて読解力と科学的リテラシーが低下している。
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OECD生徒の学習到達度調査(PISA:Programme for International Student Assessment)は、15歳3か月以上16歳2か月以下の学校に通う生徒(日本では高校1年生)を対象に、これまでに身に付けてきた知識や技能を、実生活のさまざまな場面で直面する課題にどの程度活用できるかを測る調査。2000年より3年ごとに実施しており、2018年は「科学的リテラシー」「読解力」「数学的リテラシー」の3分野について調査。今回、結果が公表されたPISA2018は、79の国と地域の約60万人が参加した。
日本は、読解力(504点)、数学的リテラシー(527点)、科学的リテラシー(529点)でOECD加盟国の平均得点と比べて高かった。読解力では、中国の参加4都市・省(北京・上海・江蘇・浙江、英語の頭文字から「BSJZ」と表記)、シンガポール、マカオ(中国)、香港(中国)、エストニア、カナダ、フィンランド、アイルランド、韓国、ポーランド、スウェーデン、ニュージーランド、米国に日本が続いた。
数学的リテラシーでは、BSJZ(中国)、シンガポール、マカオ(中国)、香港(中国)の4つの国・地域が日本を上回った。エストニア、韓国、台湾が日本と同程度の得点だった。
科学的リテラシーでは、BSJZ(中国)、シンガポール、マカオ(中国)が日本を上回った。エストニアが日本と同程度の得点だった。
日本は、数学的リテラシーの平均得点が2003年から2018年まで安定して推移した。これに対して、読解力と科学的リテラシーが2012年・2015年と比べて明らかに低下している。
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