これからのビジネスで重要な「SDGs」母親の認知度は25%
70%の母親が「子どもに将来、ビジネスで活躍してほしい」と願う一方、これからのビジネスで重要となるSDGsの認知度は25%と低いことが、イノビオットが2020年1月21日に発表した調査結果より明らかとなった。
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「SDGs(持続可能な開発目標)」とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミット採択の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」といった17のゴールと、169のターゲットで構成されている。
子どもの将来とSDGsの認知度合いに関する意識調査は、プログラミングやSDGsなどの新たな学びに関するメディア「みらいい」を運営するイノビオットが、小学生の子どもを持つ母親を対象に実施したもの。389名の有効回答を得た。
社会貢献を重要だと思うか聞いたところ、「とても思う」「思う」が89%。子どもを社会貢献活動に参加させたいと思うかという問いには、「思う」90%という結果となり、いずれも9割を占めた。
子どもに将来、ビジネスで活躍してほしいと思うかと聞いたところ、「とても思う」「思う」70%、「どちらともいえない」27%、「あまり思わない」「思わない」3%。SDGsという言葉を聞いたことがあるかという問いには、「ある」25%、「ない」66%、「わからない」9%。7割の母親が「子どもに将来、ビジネスで活躍してほしい」と回答する一方で、これからのビジネスで重要となるSDGsの認知度は低い結果となった。
SDGsという言葉を聞いたことがあると回答した者を対象に、子どもをSDGs活動に参加させたいと思うか聞いたところ、「とても思う」「思う」71%、「どちらとも言えない」26%、「思わない」3%という結果だった。
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