半数以上の大学・短大が「漢検」を評価・活用
日本漢字能力検定協会は2020年1月29日、2019年度「漢検」「文章検」資格活用状況調査結果を発表した。「漢検」を評価している大学・短大は1,074校中615校(57.3%)、「文章検」を評価・活用している大学・短大は1,074校中454校(42.3%)だった。
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
調査は、全国の大学・短大1,074校を対象に実施し、大学741校、短大303校の計1,044校より回答を得た。調査期間は2019年8月~11月。文部科学省の「検定試
験の評価の在り方に関する有識者会議」より発表された「『検定試験の評価ガイドライン(試案)』について(検討のまとめ)」に基づいて実施された。
2019年度に「漢検」を活用する大学・短大は615校。2020年度入試において、出願要件や点数加点などで「漢検」を活用する大学・短大は571校。漢検の活用状況を入試の種別にみると、「推薦入試」354校がもっとも多く、「AO入試」344校、「一般入試」95校が続いた。
「文章検」は、情報を正確に読み取り、考えを的確に伝えるコミュニケーション能力を測り育てる検定。2019年度に「文章検」を活用する大学・短大は454校。2020年度入試において、出願要件や点数加点などで「文章検」を活用する大学・短大は437校だった。
日本漢字能力検定協会のWebサイトでは、「漢検」を評価・活用している大学・短期大学を検索できる。検索対象は、公表に同意した大学・短期大学のみ。エリアや学校区分、学校名などの条件を指定して検索すると、各校の活用状況を確認できる。
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