My First PCと出会う春!お家でできるプログラミング学習でスキルアップ大作戦

 ついに学校でも家庭でも子どもたちの学びに「パソコン」を使うことが当たり前の時代がやってくる。2020年4月から小学校で必修化となるプログラミング学習で身に付けたいスキルとは? 家庭でやるべき準備と子どものMy First PC選びのポイントとは?

教育・受験 小学生
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CODEPARK(コードパーク)
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 ついに学校でも家庭でも子どもたちの学びに「パソコン」を使うことが当たり前の時代がやってくる。

 全国の小中学生1人1台にパソコンなど学習用の端末、各学校に速くて快適なネットワーク環境を一体的に整備し、どこでも誰でも最適な学びを持続的に実現させる「GIGAスクール構想」。2019年12月に文部科学省がこの「GIGAスクール構想」を打ち出して以来、2023年度までの実現を目指し、日本中の学校では急ピッチで環境整備が進んでいる。学校でパソコンを使った学習機会が増えると、「家庭のパソコンでやってきてください」という宿題を持ち帰ることも珍しいことではなくなるだろう。

家庭学習にパソコンを使うメリット



 残念ながら日本は先進国の中で、教育におけるデジタル活用が進んでいない国ナンバー1と言えるほど世界から遅れをとっている。経済協力開発機構(OECD)が、世界各国の15歳を対象に実施した学習到達度調査(PISA)によると、2018年の結果で日本の「読解力」は前回の8 位から15 位に大きく後退。その原因のひとつとして、日本の子どもたちはネット上のデジタル情報を読み取る「デジタル読解力」が低いと指摘されている。同調査はパソコンを使う試験方法であることから、ネット上から必要な情報を探し出し、その内容や信ぴょう性を精査して、自分の考えを自由記述するといった問題が出題されるが、日本の子どもたちはパソコン操作に慣れておらず、こうした形式の問題に対応できなかったことが原因とされている。

 一方で、日本の15歳は、チャットやゲームのためにデジタル機器を家庭で使用している国ナンバー1という結果も見られた。そのチャットやゲームに費やす時間を主体的な学習の時間に変えるためには、学校でのデジタル活用が進むのを待つだけではなく、家庭で早めに子ども専用のパソコンを導入することも有効ではないだろうか。

PISA2018 調査結果
 これからの子どもたちの学びにデジタル活用・パソコン操作スキルが必須となる理由は、おおまかに上げると以下の3点だろう。

 1.2020年4月からプログラミング学習が小学校で必修化になる
 2.デジタル機器を活用した調べもの学習・宿題が増える可能性がある
 3.大学入試も英語検定などの検定もCBT(Computer Based Testing)化の流れ。キーボード操作スキルが必要になる

 しかしながら、ドリルや参考書がデジタルになり、紙と鉛筆がパソコン入力に変わった…というだけでは、子どもはパソコンとの出会いに魅力を感じられず、最初の出会いとして残念なものになってしまう可能性も否めない。子どもの好奇心を満たし、パソコンを使って達成感を味わう体験としてお勧めしたいのが、子どもの創作意欲、想像・創造力を駆り立てる「プログラミング学習」だ。インターネットで調べる、キーボードでタイピングをするというパソコンのもつ便利な機能・利点を、プログラミング体験を通じて、楽しみながら覚えていくことができるのではないだろうか。

東大卒クイズ王の伊沢拓司さんと遊ぼう!お家でできるプログラミング



 パソコンを活用した子どもたちの学びを、遊び心たっぷりのコンテンツで後押ししてくれる特設サイト「CODEPARK(コードパーク)」では、東大卒クイズ王の伊沢拓司さんがアンバサダーとなりプログラミングの楽しさを子どもたちに動画で紹介している。初心者でも家庭で簡単に体験できる、プログラミングで動く小さなコンピューター 「micro:bit(マイクロビット)」のサンプルコードも公開しているので、挑戦すれば「できた!」「動いた!」といった実体験が子どもたちの好奇心を刺激し、パソコン操作スキルも想像・創造力もグングン伸ばしてくれるだろう。春休みなどに、親子で体験してみてはいかがだろうか。

 CODEPARKで伊沢さんとチームキッズが挑戦したのは「もぐらたたき」。micro:bitを内蔵したモグラが光る→もぐらをたたく!→チェックマークが表示される→点数がカウントされる、という流れで進行していく。


 とても単純だけれど、大人から子どもまで熱くなってしまうお馴染みの「もぐらたたき」を自分で作りたい!と思ったらすぐに材料や作り方を「CODEPARK」で確認できる。サンプルコードも公開しているので「こういうプログラムでもぐらが動作しているんだ!」ということがわかりやすい。

micro:bitでつくる「もぐらたたき」材料micro:bitでつくる「もぐらたたき」材料

 micro:bitは、マイクロソフトが開発したMakeCodeという無料のプログラミングツールで、プログラミングはパソコンの画面上のブロックをドラッグ&ドロップで組み立てていくだけのシンプルさが特徴だ。シミュレーターも用意されているので、micro:bitを持っていなくてもパソコンさえあればWebサイトで楽しむことができる。

micro:bitでつくる「もぐらたたき」サンプルコードmicro:bitでつくる「もぐらたたき」サンプルコード

 micro:bitは多くのセンサー(明るさ・加速度・温度・地磁気)や 無線機能を搭載しながらも、2,000円程度(*)から購入可能。サーボモーターや LED モジュールなど、micro:bitに取り付けられる拡張ハードウェアを使えば、より高度なプログラミングも可能だ。また、各種プログラミング言語(JavaScript・Python・c++など)での開発も可能なため、興味がある子どもたちは本格的にハードウェアプログラミングの世界にも進むことができる。
*付属品などによって価格は異なる

東大卒クイズ王・伊沢拓司(いざわたくし)さん
 私立開成中学校・高等学校、東京大学経済学部卒業。中学時代より開成学園クイズ研究部に所属し開成高校時代には、全国高等学校クイズ選手権史上初の2連覇を達成。林先生の教え子でもある、東大卒の知識モンスター。2016年に立ち上げたWebメディア『QuizKnock』で初代編集長を務め、現在はCEOとしてYouTubeチャンネル『QuizKnock』の動画への出演や企画などを行う。

東大卒クイズ王の伊沢拓司さんとMy First PCの出会いは?


 パソコンを利用し始めたのは、調べ物などで小学校4年生ごろからでしたが、本格的に使い始めたのは中学1年生でした。中学生からクイズをしていたので、クイズを作る際の調べ物には大いに役に立ちました。検索によって広がる世界を学び、Wikipediaを乱読していた中学時代でした。芋づる式に興味を膨らませられるのが良いですね。
 デジタルネイティブ世代にとっては、パソコンというツールはどんどん「ツールであること」が意識されなくなるように思います。テレビや携帯電話が一般化し、多くの人が定期券をスマホに入れるのがスタンダードになったように、パソコンは日常に溶け込み、我々がメガネをつけたり時計をしたりするのと同じような感覚になるように思います。ですから、パソコンを使いこなすことは、ランニングで基礎的な体力をつけるとか、読み書きそろばんを身につけるとか、そういったジャンルに分類されていくのでしょうね。

 「CODEPARK」で紹介しているコンテンツは「もぐらたたき」のほかに「宝探し」「障害物競走」など、保護者世代にとっても親しみのある内容ばかり。親子でプログラミングを行い、出来上がった作品を使って体を動かしているうちに親も童心に帰り、学びの楽しさをわが子と一緒に体感する良い時間を共有できるのではないだろうか。

どう選ぶ?パソコン選びの基準は子どもが「何」をしたいか



 いざ、パソコンを選ぼう! と思っても、パソコンを日常的に使用しない保護者にとっては、何を基準に選べばよいのか悩むところだ。「CODEPARK」では、目的別の対応表も用意している。また、時間管理をするファミリー機能やウイルス対策についてもわかりやすく解説している。

お子様のやりたいことに応じた推奨パソコン仕様
 リセマムが2020年1月に実施した子どもPCに関する調査(有効回答数:3,072)によると、選択理由のトップ3は「画面の見やすさ」「コストパフォーマンス」「ブランド信頼性」となっている。My First PCのWebサイトではキッズモデル、パソコン入門モデル、ハイスペックモデルに分類して、さまざまなメーカーのパソコンを詳しく紹介。ぜひよく読んで、子どもの学年や身に付けたい力、興味関心、家庭の予算などからベストなパソコンを選んでほしい。

 子どもたちの好奇心・探究心が育まれる大切な時期に、子どもひとりひとりの興味関心や個性に寄り添い、学びの環境を整えることが親の役目と言えるだろう。教育改革とそれにともなうプログラミング教育必修化、さらにはGIGAスクール構想の実現化に向けて家庭や学校でのデジタル機器の活用が急速に進むこの春は、わが子の「知」を拡げるツールとなるパソコン選びに絶好のタイミングではないだろうか。

 日本中のあちこちで、子どもとパソコンの最高の出会いが生まれますように。

★お家で楽しくプログラミング★
「CODEPARK(コードパーク)」へGO!


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 リセマムでは、初心者でも家庭で簡単に体験できる、プログラミングで動く小さなコンピューター 「micro:bit(マイクロビット)」を、抽選のうえ5名さまにプレゼント。「リセマム BASIC MEMBERS」にログイン後、本記事記載の応募方法詳細をご覧いただき、アンケートに必要項目をご記入のうえ2020年4月20日(月)までにご応募ください。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

micro:bit
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《田口さとみ》

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