【大学受験2021】出願まで1か月「共通テスト出願ガイド」で準備を…Kei-Net

 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは2020年8月28日、「2021年度共通テスト出願ガイド」を掲載した。大学入学共通テストの出願まで1か月となり、出願書類の書き方や確認することなどをまとめている。

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Kei-Net「2021年度共通テスト出願ガイド」
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 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは2020年8月28日、「2021年度共通テスト出願ガイド」を掲載した。大学入学共通テストの出願まで1か月となり、出願書類の書き方や確認することをまとめている。

 大学入試センター試験に代わる最初の大学入学共通テストは、2021年1月に実施する。出願は9月28日から開始され、出願してから実際に受験するまでは約3か月あるが、出願の際に受験教科・科目数などを決めておかなければならない。自分の志望校や受験大学を真剣に考える良い機会ととらえて、出願の準備にとりかかるためのガイドとしてまとめた。

 ガイドの項目は「出願の前に」「出願書類の書き方」「出願時に決めること」「出願後に確認すること」の4つ。「出願の前に」では、共通テストの「受験案内」を取り寄せることから始まる。この中に志願票など出願に必要な書類が入っており、現役生は学校経由で、既卒生は個人で直接取り寄せる。案内の配付は9月1日からで、共通テストに参加する各大学の窓口で配付するほか、全国学校案内資料管理事務センターから郵送で取り寄せることもできる。

 検定料の払込みは9月1日~10月8日、出願期間は9月28日~10月8日(最終日消印有効)。出願は現役生が学校経由、既卒性は個人で出願する。検定料は3教科以上を受験する場合は1万8,800円(成績通知を希望する場合)、2教科以下を受験する場合は1万2,800円(成績通知を希望する場合)。そのほか、払込方法なども払込書のイメージ画像とともに説明している。

 「出願書の書き方」では、準備する書類、志願票の書き方を紹介。記入した志願票は必ず両面ともコピーをとり、大切に保管することをアドバイスしている。「出願時に決めること」では、共通テストを受験する日程(現役生のみ)、地歴・公民の受験科目数(1科目か2科目か)、外国語、数学、国語、理科、地歴・公民 それぞれの受験の有無、理科の科目選択方法、大学入学共通テストの成績通知の希望有無など。

 受験教科・科目を決めるために、志望校の指定する教科・科目を調べるチェックリストを掲載。調べた大学の教科・科目を表に記入すると、出願時に登録しておく教科・科目数がわかるようになっている。新型コロナウイルス感染症の影響で、大学が共通テストの指定科目を変更する可能性があるので、出願前に必ず大学のWebサイトで最新の情報を確認する。

 「出願後に確認すること」では、出願後しばらくすると、大学入試センターから「確認はがき」が送られてくる。出願が受理されたことを通知するとともに、登録された志願票の記入事項のうち、特に重要な事項を表示している。学校を経由して出願した人は学校に、既卒生など個人で出願した人は登録した住所あてに10月27日までに送付される。訂正期間の締切りは11月4日(消印有効)と非常に短いので、確認はがきを受け取ったら、保管しておいた志願票のコピーと照らし合わせて、記載内容に誤りがないかすぐに確認すること。ガイドでは、確認はがきチェックリストを掲載している。「共通テスト出願ガイド」はKei-Netで閲覧できる。

《田中志実》

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