【クレーム対応Q&A】通学路指導に教員が立番すべき?

 保護者や地域から学校に寄せられるさまざまなクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として経験豊富な鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第4回は「通学路指導として教員が立番をするべき」。

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 学校に寄せられるさまざまなクレーム。保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第4回は「通学路指導として教員が立番をするべき」。

登下校の際の責任は保護者にある


 今回は、児童・生徒の家の近所で道路の舗装をはがして行う工事の際に「通学路指導として教員が立番をするべきでしょう?学校は何やってるんです?!」というクレームについて対応していきます。登下校をめぐるトラブルについて考えることは、学校の果たす役割について理解を深めるとても良い機会となります。実は多くの人が誤解をしているのですが、登下校の際の責任は、基本的には学校にではなく、保護者にあります。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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