【大学入学共通テスト2021】平均点が前年並みだった要因とは…旺文社が分析
旺文社教育情報センターは2021年3月18日、2021年大学入学共通テストのビジュアルデータ分析を公表した。思考力系の出題などから、平均点は大幅ダウンが予想されたが、2020年の大学入試センター試験並みにとどまったとして、要因などを分析している。
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2021年大学入学共通テスト(以下、共通テスト)のビジュアルデータ分析は、大学入試センターが2月18日に発表した「実施結果の概要」をもとに作成したもの。過年度データとの比較を交えて、全体結果や科目別結果をまとめている。
初の実施となった共通テストは、第1日程を1月16日と17日、第2日程を1月30日と31日と、本試験が2回行われる異例の事態となった。全体の受験者数は48万4,114人で、その99.6%が第1日程で試験が完了。第2日程は2,000人程度、2月13日と14日の特例追試験はわずか1人だった。
基幹3教科(国語+数学IA+数学IIB+英語=600点満点)の平均点は、前年比13.8点増の350.1点。5教科6科目(国語+数学2科目+外国語+地歴公1科目+理科1科目=800点満点)の加重平均点は、前年比15.1点増の472.3点。
2021年の共通テストは、「思考力系の問題」「学校休業による学びの遅れ」「既卒生の大幅減」を理由に平均点が大幅ダウンすると予想されていたが、前年並みとなった。その要因について、旺文社教育情報センターは「受験生ががんばった?」「総合型・推薦型合格者が欠席した?」「問題が易しめだった?」の3つをあげて説明している。
また、5教科6科目の加重平均点の推移から、センター試験初年度となった1990年など、出題内容や方針に大きな変更がある年は平均点が高く出る傾向があるとし、「来年は下がる可能性が高い」と分析。「受験率は90.4%でセンター試験を含めて過去最低」「欠席者は5.1万人で前年+2.1万人の大幅増」と2021年の共通テストを振り返り、注目点に「志願段階では現役生は減らず」「受験段階では欠席者が非常に多かった」をあげている。
ビジュアルデータ分析ではこのほか、教科別の受験率、科目別の出題傾向や平均点、得点の分布により成績を9段階で表示する科目別スタナインなども掲載している。
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