小学生向けオルタナティブスクール2022年4月世田谷に開校

 ソダチバ・プロジェクトは2022年4月、元小学校教諭と教育起業家が創る小学生向けオルタナティブスクール「ヒロック初等部」を世田谷区砧公園隣に開校する。定員は40名。2022年度は低学年12名を募集する。

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ヒロックの特徴
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 ソダチバ・プロジェクトは2022年4月、元小学校教諭と教育起業家が創る小学生向けオルタナティブスクール「ヒロック初等部」を世田谷区砧公園隣に開校する。定員は40名。2022年度は低学年12名を募集する。

 ヒロック初等部は、ワイルド&アカデミックな環境で、子供が主役となって「育ち」や「学び」を主体的に勝ちとる次世代型オルタナティブスクール。HILLOCK(ヒロック)は小高い丘という意味で、ひとりひとりが小高い丘を自由に駆けめぐることをイメージしているという。

 スクール・ディレクター(校長)の蓑手章吾氏は、元小学校教諭。自由進度学習・ICT・特別支援教育での経験を持ち、ひとりひとりに寄り添う教育を実践してきた。カリキュラム・ディレクターの五木田洋平氏は、私立小学校の立上げに参画し、日本語版インターナショナル・バカロレアの探究学習、ICT教育を実践してきた。

 ヒロック初等部では、先生をヒマラヤ登山ガイドのシェルパにちなみ「ラーニング・シェルパ」と呼ぶ。生徒12名に1名のシェルパが配置される手厚い体制で、ひとりひとりの育ちと学びをコーディネートする。

 一般企業の経験もある教育起業家チームが組んで運営する「創設者&運営チーム」は、創設者の堺谷武志氏(キッズアイランド代表)や、教育起業家の中村一彰氏(STEMON代表)、野村竜一氏(Manai代表)、長井悠氏(タクトピア代表)、村田学氏(国際教育研究家)が、幅広い知見を持ち寄って運営を支える。

 ヒロック初等部の特徴は、「ワイルド(自然にふれながら、たくましくしなやかに)」「アカデミック(探究&教科、日本語軸バイリンガルなど)」「東京がキャンパス(フットワーク軽く、社会とつながる)」。探究&教科の学びを通して、確かな教養・基礎学力と伸びやかな探究心が伸びることを目指す。

 また、日本語を軸としたバイリンガルに向けた学び、公教育ではまだやっていないような先進的な学びなど、ユニークな取組みを行う。緑豊かな砧公園で過ごす時間を大切にし、ゆったりと過ごせる「自由」の時間もあるという。

 説明会は2021年4月以降に順次開催する。説明会に関する問合せは、Webサイトの「問合せフォーム」にて受け付けている。定員は40名。2022年度は低学年12名を募集するが、HILLOCK幼児園卒業生の優先入学が含まれるため、一般募集は12名よりも少なくなる。詳細はヒロック初等部に問い合わせること。

《外岡紘代》

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