夏インターン、平均6.35社に申込…学生調査
学生就業支援センターは、学生調査「夏インターンシップ申し込み状況調査」の結果を発表した。7月上旬の段階で90.0%の学生がインターンシップへ申し込み、申込企業数は学生1人あたり平均6.35社にのぼることがわかった。
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
同調査は、夏インターンシップ(7月~9月)申込みの有無や社数、書類選考・面接の有無、志望業界等、計9問の設問について、2023年卒業見込みの大学生を対象に実施し、581名(文系411名、理系170名)の回答を得た。調査期間は、大学の試験シーズン直前である2021年7月5日~14日。学生の夏インターンシップの申込み状況をLINEを経由したWebアンケートにてヒアリングし、就活生のインターンシップ活用状況についてまとめている。
夏インターンの申込時期は、試験前の6月までに夏インターンの説明会が実施されることもあり、7月の段階では69.2%の学生が参加申込を済ましていることが判明。この結果から、一部参加申込を済ませている学生20.8%と合わせると、90.0%の学生が夏インターンの参加申込を行っていることがわかった。
学生1人あたりの申込企業数は「6社」「7社」と回答した学生が多数を占め、平均6.35社であった。
申し込んだ夏インターンの開催形態はオンラインが58.7%と半数以上を占めている。一方で、41.3%の学生が訪問型や集合型のインターンに申し込んでいることが判明。オンライン開催だけでなく、訪問型のインターンも一定数の支持を集めていることがわかった。
夏インターンの参加申込企業の志望業界や志望企業との一致具合は、75%以上の学生が「志望度が高い企業だけ」「おもに志望度が高い企業」と回答したことから、多くの学生が志望企業をある程度絞り込んだうえで夏インターンへ臨んでいることがわかる。
また、夏インターンに参加した企業の選考については、「インターンシップの後決める」という回答が55.2%で最多となり、学生の就職活動において夏インターンが情報収集の役割を担っていることもわかった。
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