NASAも参加、中高生国際共同研究ワークショップ1/30
科学に関する教育・教材開発事業を手掛ける加速キッチンは、2022年1月30日に中高生の国際共同研究ワークショップ「International Research for School2022」を開催する。このワークショップには、NASAやアメリカの研究機関も参加予定。
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ワークショップでは、NASAやアメリカの研究機関によるツールや研究データの紹介や、中高生による研究内容や連携方法についての紹介があり、いずれもQ&Aチャット機能を使って視聴者からライブで質問することができる。
日本の高校3年生 柳本和奏さんはアルゼンチンの科学クラブと共同して「ゲルを用いた線量分布測定」というテーマで2019年、2020年に課題募集に応募し、いずれも最終選考まで残った。今回は「さまざまな放射線による人体での被ばく線量分布をゲルを使って測定」というテーマで登壇する。
また、日本の中高生とアルゼンチンの高校生が共同して宇宙線を測定し「日本とアルゼンチンでの宇宙線到来頻度の違い」をテーマに登壇、「International Cosmic Day」では日本から参加した中高生から、ドイツのDESY主催で世界の1,000を超える中高生が参加・交流する宇宙線探究活動のイベントのようすについて紹介がされる予定だ。
さらに、アメリカを拠点としてさまざまな素粒子探究啓発活動を行っている「Quarknet」は、日本の学校にも送られている宇宙線検出器とそれを用いた活動について紹介。聖光学院の高校生はイギリスと共同で行われる「隕石の分析」に関する研究を紹介する。
アメリカのNASAからはBrian Day氏が登壇予定で、NASAが提供している惑星・小惑星のデータ可視化ポータル「SOLAR SYSTEM TREKS」の紹介がある。ワークショップの最後には発表した中高生・研究スタッフとQ&Aセッションで交流することができるという。
加速キッチンの田中香津生氏は「たくさんの国際共同研究をしている中高生と交流ができます。是非興味のある研究を見つけて自ら飛び込んでみてください!」と日本の中高生へメッセージを送っている。
◆「International Research for School 2022」外国の中高生と共同研究を行いませんか?
日時:2022年1月30日(日)8:00~10:00(日本時間)
対象:中学生、高校生
申込方法:Webサイトから受付
参加費:無料
開催方法:ZoomWebinarを用いたオンライン形式
《編集部》
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