【大学受験2023】大学・学部の新設、入試変更点…河合塾
河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2022年2月8日、2023年度入試情報の「新設大学・増設学部・学科一覧」「入試変更点一覧」を更新した。一橋大学がソーシャル・データサイエンス学部、静岡大学がグローバル共創科学部を新設。天理大学と天理医療大学が統合する。
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「2023年度新設大学・増設学部・学科一覧」は、文部科学省から公表されているもの、および河合塾調査により2022年2月現在判明した分をまとめたもの。現在認可申請中のものや設置構想中のものも含まれており、今後変更等の可能性もある。
国立大学では、3大学が学部の新設・改組、1大学が学科の新設・改組、1大学が学科等の募集停止を行う。一橋大学は、ソーシャル・データサイエンス学部を新設する。定員は60人。静岡大学は、グローバル共創科学部を新設。国際地域共創コース、環境科学コース、人間科学コースを設ける。
公立大学では、名古屋市立大学がデータサイエンス学部データサイエンス学科を新設。名桜大学は、国際学群を募集停止し、国際学部（国際文化学科、国際観光産業学科）を新設。人間健康学部に健康情報学科を設置する。長岡造形大学は、造形学部においてプロダクトデザイン学科と視覚デザイン学科を募集停止し、デザイン学科を新設する。
私立大学・私立短期大学については、天理大学と天理医療大学が統合。淑徳大学短期大学部が募集停止する。その他、私立大学では、24大学が学部の新設・改組、5大学が学科の新設・改組を行う。
このうち、東洋大学は福祉社会デザイン学部（社会福祉学科、子ども支援学科、人間環境デザイン学科）、健康スポーツ科学部（健康スポーツ科学科、栄養科学科）を新設。立教大学は、スポーツウエルネス学部（スポーツウエルネス学科）を新設。東京理科大学は、先進工学部に物理工学科と機能デザイン工学科を設置する。
私立専門職大学は、電動モビリティシステム専門職大学（山形県西置賜郡飯豊町）、東京情報デザイン専門職大学（東京都江戸川区）、AMG文化芸術専門職大学（神奈川県川崎市）、グローバルBiz専門職大学（同）、ビューティ＆ウェルネス専門職大学（神奈川県横浜市）の5校が新設される。
一方、「2023年度入試変更点一覧」によると、国公立大学では京都大学が経済学部の特色入試において、試験実施方式として総合型選抜を廃止し、学校推薦型選抜を実施する。横浜国立大学では、経済学部と経営学部の総合型選抜を募集停止し、入学後に選択できるプログラムに変更する。
私立大学では、早稲田大学が教育学部に「共通テスト＋一般（C方式）」「共通テスト＋一般（D方式）」を新設。C方式では、志願者が募集人員の約8.0倍に達した場合、共通テストの成績による第1段階選抜を行う。第1段階選抜不合格者には、検定料3万5,000円のうち1万5,000円の返金申請を受け付ける。社会科学部では、英語学位プログラムAO入学試験において、4月入学の募集を停止し、9月入学の募集を増員する。学習院大学では法学部の一般選抜において、プラス試験を新規実施する。
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