京都鉄道博物館、500系等3車両「汽笛吹鳴」4/28-29

 京都鉄道博物館は、JRグループ「鉄道開業150年キャンペーン」の一環として、500系新幹線・C62形蒸気機関車・7100形「義経」号の汽笛吹鳴を2022年4月28日と29日に開催する。

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500系新幹線電車521形1号車
500系新幹線電車521形1号車 全 3 枚 拡大写真
 京都鉄道博物館は、JRグループ「鉄道開業150年キャンペーン」の一環として、500系新幹線・C62形蒸気機関車・7100形「義経」号の汽笛吹鳴を2022年4月28日と29日に開催する。

 鉄道開業150年を迎える年度の記念として、JRグループでは「鉄道開業150年キャンペーン」を実施。現在、特設Webサイトでは、デジタル版スタンプを収集できるWebアプリ「TRAIN TRIP」や日本縦断ツアー、JR全駅入場券等の公開を目前にしている。

 京都鉄道博物館は鉄道開業150年キャンペーンの一環として、4月28日と29日の2日間、保存・展示している3車両の「汽笛吹鳴」イベントを行う。28日は、本館1階の500系新幹線電車前で、500系新幹線電車の気笛を吹鳴する。29日は、扇形車庫エリアSLスチーム号付近でC62形2号機の汽笛吹鳴と、7100形7105号機「義経」号を乗せた回転台を回転させ、鐘を鳴らす。転車台回転後、「義経」号はSLスチーム号横で展示する。

 500系新幹線電車521形1号車は、世界で初めて営業運転で時速300kmを実現。先頭形状を長さ15mにわたって鋭角に絞り込み、車体断面も航空機のように円形に近い形状となっているのが特徴の車両。C62形蒸気機関車は、国内旅客用として最大級の大きさを誇る。京都博物館では、1号機、2号機、26号機の3両を保存・展示している。7100形7105号機「義経」号は、1880(明治13)年にアメリカで製造され、輸入された蒸気機関車。京都博物館で保存・展示している車両ではもっとも古い車両。

 JR東日本は、京都鉄道博物館の「汽笛吹鳴」に連携するイベントを企画。盛岡支社、高崎支社、新潟支社は、それぞれが保有する蒸気機関車3両の汽笛を一斉に吹鳴する。イベントは、JR東日本公式YouTubeチャンネルで、4月27日11時半~12時10分配信予定。

 さらに、JR東日本の企画に賛同したJR九州、東日本鉄道文化財団(鉄道博物館)、東武鉄道、秩父鉄道、真岡鐵道、伊予鉄道、小湊鉄道等も、汽笛吹鳴等を予定。汽笛吹鳴を実施するタイミングは、会社・団体により異なる。詳しくはJR東日本のWebサイトで確認できる。

◆京都鉄道博物館「汽笛吹鳴」
<500系新幹線電車>
日時:2022年4月28日(木)12:00(予定)
開催場所:本館1階500系新幹線電車前

<C62形2号機・「義経」号>
日時:2022年4月29日(金・祝)11:00~11:20/11:45~12:30(予定)
開催場所:扇形車庫エリア SLスチーム号付近

◆京都博物館
所在地:京都市下京区観喜寺町
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料金:
・一般1,200円
・大学生・高校生1,000円
・中学生・小学生500円
・幼児(3歳以上)200円

◆JR東日本YouTube配信
日時:4月27日(水)11:30~12:10
場所:JR東日本公式チャンネル

《川端珠紀》

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