計算ボードゲームで英会話レッスン、クラウティArcade「Damath」

 ライトエデュケーションは2022年5月23日より、講師と一緒に知育ゲームを楽しみながら英語を学ぶ「クラウティArcade」の第5弾となる「Damath(ダマス)」の提供を開始した。足し算・引き算を楽しく学べるボードゲームに、英語を通して挑戦する新しいレッスンを展開する。

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Damathのプレイイメージ
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 ライトエデュケーションは2022年5月23日より、講師と一緒に知育ゲームを楽しみながら英語を学ぶ「クラウティArcade」の第5弾となる「Damath(ダマス)」の提供を開始した。足し算・引き算を楽しく学べるボードゲームに、英語を通して挑戦する新しいレッスンを展開する。

 ライトエデュケーションが展開する「クラウティ」は、1アカウントで最大家族6人までレッスンが受講できるオンライン英会話。現在プレオープン中の「クラウティArcade」は、外国語を用いて言語以外の科目を学習する学習法の1つ「イマージョン教育」が体験できるように設計されたレッスン。リバーシ等のゲームを楽しむ手段として英語を使用することで、英語で考え、英語で話す力を身に付けることができる。

 今回、クラウティArcadeの第5弾として「Damath」をリリース。足し算引き算をDamathというボードゲームを通じて学習することで、ストレスよりも楽しさを感じながら英語に触れることができる。これまでのクラウティArcadeでは、ゲームをしながら英語でコミュニケーションを取ることで楽しみながら英語に触れるレッスンを提供してきたが、今回はさらに1歩進んだ「英語で足し算引き算を学ぶ」という、これまでにない形式を採用している。

 Damathは、チェッカーという世界各国で人気の伝統的なボードゲームをベースにしたもの。チェッカーは各国で独自のルールが存在しており、フィリピンでは「Dama(ダマ)」と呼ばれ楽しまれている。さらに、フィリピンでは、コマに数字、盤面に演算子が書かれ、取った相手のコマと自分のコマ、盤面の演算子で得点を計算し競う独自ルールの「Damath」が学校の授業等で使われており、楽しみながら計算を覚えることを目的に広くフィリピンの子供たちに親しまれている。

 クラウティArcadeでは、フィリピン国籍の講師がレッスンを担当し、一緒にDamathをプレイしながら、ルールやゲーム中のやり取りを英語で進める。「英語の勉強」だと気が進まない子供でも、ゲームをしながら「英語を話す」ことには夢中で取り組めるという。

 今後も各国で人気のゲームをクラウティArcadeとして提供することで、これまで以上に海外の文化に興味をもつきっかけを作りたいとしている。

《畑山望》

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