教育サービスの併用「成果あり」6割…塾と通信教育等

 エンライクは2022年8月22日、子供が中学生または高校生のときに教育サービスを併用していたことがある保護者を対象とした調査結果を発表した。教育サービスを併用して成果が出た人の割合は約60%を占めた。

教育・受験 保護者
中学時代に塾(予備校)や家庭教師と併用して他の塾・予備校、家庭教師、通信教育などのサービスを利用していたことがあるか
中学時代に塾(予備校)や家庭教師と併用して他の塾・予備校、家庭教師、通信教育などのサービスを利用していたことがあるか 全 8 枚 拡大写真

 エンライクは2022年8月22日、子供が中学生または高校生のときに教育サービスを併用していたことがある保護者を対象とした調査結果を発表した。教育サービスを併用して成果が出た人の割合は約60%を占めた。

 教育サービスの併用に関するアンケート調査は、事前調査で「子供が中学生または高校生のときに教育サービスを併用していたことがある」と回答した45~61歳の男女717名を対象に実施した。調査期間は2022年7月28日~31日。

 塾(予備校)や家庭教師と併用して他の塾・予備校、家庭教師、通信教育等のサービスを利用していたことがあるか聞いたところ、子供が中学時代に教育サービスを併用していた保護者は「集団塾と個別塾」34.4%、「集団塾と通信教育またはオンライン学習サービス」26.3%。子供が高校時代に教育サービスを併用していた保護者は「『集団・講義形式の塾・予備校』と『個別指導形式の塾・予備校』37.3%、「『集団形式・講義形式の塾・予備校』と『通信教育またはオンライン学習サービス』」が17.9%だった。

 教育サービスの併用を開始した時期は、子供が中学時代に教育サービスを併用していた保護者は「中学に入学する前から」24.7%、子供が高校時代に教育サービスを併用していた保護者は「高校に入学する前から」40.1%と、いずれも入学前からが最多だった。

 教育サービスを併用していた目的は、中学時代と高校時代ともに「入試対策のため」がもっとも多かった。教育サービスを併用してどうだったか聞いたところ、子供が中学時代に教育サービスを併用していた保護者は、「併用して良かった」62.2%、「併用して変化があった」56.2%、「併用して変化が出た」61.2%。子供が高校時代に教育サービスを併用していた保護者は、「併用して良かった」65.4%、「併用して変化があった」59.0%、「併用して成果が出た」61.7%。教育サービスを併用して「良かった」「変化があった」「成果が出た」人の割合がいずれも約6割にのぼった。一方、教育サービスを併用してみて否定的な印象を持った人は10%以下に収まる結果となった。


21世紀の教育――子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
¥1,247
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《工藤めぐみ》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集