【大学入学共通テスト2023】今年の傾向は?科目別の問題構成&設問別分析…河合塾

 河合塾は2023年2月6日、大学入試情報サイトKei-Netの共通テスト対策、科目別学習アドバイスに「2023年度共通テスト問題構成と設問別分析」を掲載した。科目ごとのページから、2023年度の傾向を確認できる。

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河合塾 Kei-Net:共通テスト対策
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 河合塾は2023年2月6日、大学入試情報サイトKei-Netの共通テスト対策、科目別学習アドバイスに「2023年度共通テスト問題構成と設問別分析」を掲載した。科目ごとのページから、2023年度の問題傾向を確認できる。

 Kei-Netの「共通テスト対策」ページでは、共通テストの問題分析・解答や河合塾講師による共通テスト解説動画、科目別学習アドバイスを公開。今回、科目別学習アドバイスに「2023年度共通テスト問題構成と設問別分析」が追加された。

 「問題構成と設問別分析」は各科目のページに掲載。問題構成では、大問ごとの配点や問数、分野ごとのマーク数やテーマを掲載。設問別分析では、大問ごとの設問の意図や解答のポイント、過去問と比較した出題の変化等を解説している。

 たとえば、英語(リーディング)の第2問Aでは、前年(2022年)は「事実」を問う問題が出題されたが、2023年は「意見」を問う問題へと変化。Bでは逆に前年にはなかった「事実」を問う問題が出題され、簡単な計算が必要な問題も出題された。

 国語の第2問では、前年に引き続き語句の意味を問う知識問題は出題されず、主人公の心情をその都度問う設問や、消去法を必要とする設問等、「大学入試センター試験」から基本的に変わっていない傾向がみられた。第3問の語句の表現に関する説明問題は、共通テスト初年度から続く新傾向の問題が出題されたが、今までの共通テスト問題に比べて文法色が強くなった、と分析されている。

 Kei-Netでは、共通テスト対策の他、国公立大二次試験対策、小論文・総合問題対策等、学習対策と模試活用に向けた情報を掲載。大学入試情報には、最新の国公立大学出願状況等も公開している。

《畑山望》

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