東京都とGRAND CYCLE TOKYOは2023年9月18日まで、自転車用「ヘルメットコンテスト」のデザインを募集する。一次審査通過作品は12月3日のサイクルファッションショーで披露予定。
改正道路交通法の施行により、すべての自転車利用者にヘルメットの着用が努力義務化された。都民のヘルメット着用に対しての関心を高め、普及や着用促進につなげることを目的としたデザインコンテストを実施する。応募資格は都内の大学、短期大学、高等学校、専修学校・各種学校、職業訓練校などに在学中の学生、または都内在住で他県の大学などに在籍している学生。部門は、ペイント部門（ヘルメット自体をペイント）とヘルメットカバー部門（アウター部分をデザイン）の2つ。
ペイント部門は、既存の自転車ヘルメット（オージーケーカブトの Canvas Cross を想定）表面におけるペイントデザインを募集する。ヘルメットカバー部門は既存の自転車ヘルメットのシェル（日本パレードの CAPOR を想定）に被せる。デザインにあたって、視野を妨げないなど、安全性に配慮し、公序良俗に反するものでないこと。キャラクターを真似るなど他社の権利を侵害することのないよう、オリジナルのデザインとすること。応募者が自ら創作すること（生成 AI・人工知能）による作品をそのまま提出することは不可となっている。
1次審査・2次審査により優秀なデザインを決定。1次審査通過者は、原則、自身により実作品を制作し、サイクルファッションショーで披露する予定。そのため、コンセプトや着用を想定するおもな対象者（自転車通学の高校生、子育て中の親など）、ヘルメットに合う既製品などによる全身のコーディネート例を一緒に提案すること。1次審査終了後、両部門の通過者には、実作品制作に当たっての注意事項を別途通知する。そのため、ペイント部門は、実作品の作成を見据えたデザインとすること。自転車ヘルメットは樹脂性のため溶剤で影響されため、溶剤を含まない水性の画材（例：水性エルマション型アクリル絵の具など）を使用すること。シールなどを貼り付けるデザインは可とする。なお、応募点数に制限はない。
応募方法は、Webサイト「GRAND CYCLE TOKYO」からフォーマットをダウンロードし、必要事項を記入のうえ、申込みフォームから申し込む。ヘルメットデザインは、手書き・電子データは問わない。ただし、データ化して申込みフォームにアップすること。ヘルメットに合う全身のコーディネート例は、手書き・電子データのほか、文章での説明も可能とする。ただし、手書き・データの場合はデータ化して申込みフォームにアップすること。申込締切は9月18日午後11時59分。サイクルショーは、 12月3日に味の素スタジアムで実施し、実作品について全身のトータルコーディネートとともに披露するほか、表彰式を行う。募集要項はWebサイトで確認できる。
◆ヘルメットコンテスト
対象：都内の大学、短期大学、高等学校、専修学校・各種学校、職業訓練校などに在学中の学生、または都内在住で他県の大学などに在籍している学生
部門：ペイント部門（ヘルメット自体をペイント）とヘルメットカバー部門（アウター部分をデザイン）
応募方法：Webサイト「GRAND CYCLE TOKYO 」からフォーマットをダウンロードし、必要事項を記入のうえ、申込フォームから申込む
申込締切：2023年9月18日（月・祝）23:59
