【相談対応Q&A】夏休みに生活のリズムが崩れてしまった

 クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第192回のテーマは「夏休みに生活のリズムが崩れてしまった」。

教育・受験 先生

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 学校に寄せられるさまざまな相談やクレーム。保護者や地域からの相談に先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第192回のテーマは「夏休みに生活のリズムが崩れてしまった」。

「睡眠」を中心とした生活リズムが
大事

 夏休み明けは、学校(教員)にとっても、保護者にとっても難しい時期です。統計では、登校しぶりが起こりやすい時期ですし、残念ながら一年の中でもっとも子供の自殺が多い時期です。夏休みにおける生活リズムにおいて大事になるのが「睡眠」を中心とした生活リズムです。登校しぶり・不登校に関する調査でも、睡眠のリズムが崩れたことにより学校への遅刻、欠席が増えていったというもものがあります。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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