学校に寄せられるさまざまな相談やクレーム。保護者や地域からの相談に先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第192回のテーマは「夏休みに生活のリズムが崩れてしまった」。
「睡眠」を中心とした生活リズムが
大事
夏休み明けは、学校(教員)にとっても、保護者にとっても難しい時期です。統計では、登校しぶりが起こりやすい時期ですし、残念ながら一年の中でもっとも子供の自殺が多い時期です。夏休みにおける生活リズムにおいて大事になるのが「睡眠」を中心とした生活リズムです。登校しぶり・不登校に関する調査でも、睡眠のリズムが崩れたことにより学校への遅刻、欠席が増えていったというもものがあります。
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